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長岡・米永の「シネマレマ」

【Vol.26】遠い空の向こうに(OCTOBER SKY)

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 最近、空を見上げたのはいつですか?

 今回は10月が来ると必ず観たくなる作品「遠い空の向こうに(原題OCTOBER SKY)」のご紹介です。

「遠い空の向こうに(OCTOBER
SKY)」

 米ソ冷戦時代にソ連が打ち上げた初の人工衛星スプートニク。

 10月の空を流れ星のように横切るのを見て感動する炭坑街の少年。

 宇宙に憧れ、手作りロケットを打ち上げるべく試行錯誤をくり返しながら夢を叶えてNASAのエンジニアとなった主人公の自伝的映画。実話です!

 炭坑モノはどうしても暗いイメージがあるんですが、これは地下の炭坑(現実)と、空へ打ち上げるロケット(夢)のコントラストがハッキリしてるのでとても清々しいんです。
 自分の後を継がせたい炭坑夫の父親と、夢を追い続ける息子。

 親子の確執も重厚なバックグランドになっていて更に深みを与えています。

 いかにもアメリカ的!な内容ですが、派手さは無いものの丁寧につくられているので誰もがじんわかできること請け合いです。

 失意の少年に恩師の先生がかける励ましの言葉です。

 この映画、出てくる人たちがみーんなあったかいんです。

 周りの人たちの優しさに支えられながら自らの夢を切り開いていく少年。

 途中、スタンドバイミーを彷彿させる場面もあるんですよ。

 ぜひ、お子さんと一緒に観てほしい夢のある逸品です!

 ラスト、希望を乗せたロケットをみんなで見上げるシーンには心を持っていかれること、ご覚悟を!!爽やかそのものなんです。どこまでも続く大空と、いつまでも見届けるたくさんの笑顔。

 
10月の澄み切った空のようにまっすぐで、本当に心地良い映画です。

 原題の「OCTOBER SKY」⇔原作小説のタイトル「ROCKET BOYS」も粋なアナグラム(並べ替えの言葉遊び)でGOOD!

 エンドロールでも更に涙絞られます。

※関連作品紹介※ 
「リトルダンサー」
本作と同じく炭坑&父子の確執&サクセス。
プリンシパルのアダム・クーパーはロイヤルバレエスクールで熊川哲也と同期でした!こちらも是非!!

- 長岡・米永の「シネマレマ」 - 2009年10月発刊 Vol.26

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