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中川信男の多事争論

「多事争論」とは……福沢諭吉の言葉。 多数に飲み込まれない少数意見の存在が、 自由に生きるための唯一の道であることを示す

プレマ株式会社 代表取締役
ジェラティエーレ

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
文書で確認できる限り400年以上続く家系の長男。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。
3人の介護、5人の子育てを通じ東西の自然療法に親しむも、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。保守的に見えて新しいもの好きな「ずぶずぶの京都人」。

【Vol.53】創業13年目にむけて

投稿日:

プレマ株式会社は2月11日、創業13年目を迎えます。全く無名の弊社が、お客様に大切に育てていただいたことに改めて御礼申し上げます。  新しいことが大好きで、飽き性な私が13年も同じ会社を経営することになったことを振り返りますと、この仕事によって根気を教えられたというギフトであったのと同時に、京都に生まれ育った私の深いところに眠る「地味でも、大切にしていただけるお客様とお取引先様を大切にして、細く長く続くことの価値」がふつふつと沸きだしてきたのかもしれません。独立独歩、独自路線で技術革新もなく実にマイペースな会社ですので、ご期待に添えていないことも多数あったかと反省していますが、先を急ぐことより「最も大切なことを、最も大切にする」気持ちでやっています。

パラダイムが大きく変わっている昨今、決して大きくない弊社が出来ることは限られていますが、コツコツといろいろなことを積み重ねてきましたので、近々花開くことも、まだ種子のまま眠っていることもあります。その一部をご紹介したいと思います。

念願だった野菜直送事業

いろいろなご縁で宮古島と繋がり、無肥料自然栽培のお野菜をお届けできるところまで間近になってきました。何年もかけて生産から取り組むつもりでしたが、食の安全性が経済の複雑さ故に担保されないという現実をうけて、宮古島で古くから野菜づくりを行っておられる川平さんとそのお仲間から、弊社のお客様のためだけに作っていただくお野菜を先行出荷することとなりました。

お客様出身のスタッフから入社直後に「プレマは良い会社だと思っていたし、実際にそうだったけれども土の臭いがしないのが残念」ということを聞かされ、「それもまもなく着手できるところまで来ているから」と答えたのが2年ほど前でした。法人が営む農業にまつわる法律の壁の高さが障害となっていましたが、当時想像もしなかった遠い土地でその夢が叶いそうです。この夢は「地域の真なる自立と現代経済の弱点、シンプルな食品流通に新しい一石を投じる」というところに繋がっています。

幅の広がった無農薬食品や安全な雑貨の輸入

すでにウェブページやチラシでご紹介している他にも、欧州から輸入が開始される予定の愛情いっぱいの優れた品々が続々と列をなして待っています。食品ベースでは当然ながら有機JAS認証を受けられる、またはそれと同等以上の食品だけを、独自の放射性物質検査を経た上でご提供します。「おいしい、そして安全」を旨にアイテムを増やします。なかでも、アーモンドミルクなどは日本初上陸であり、食品のオルタナティブチョイス の幅を広げることになります。オーガニック洗剤では、環境意識の高いお客様だけではなく、一般のお店に並ぶように努力し、特に強い関心のない層にも意識をもっていただくきっかけとして、消費と流通のあり方を変えていきます。

My Prema(本店2号店)の開設

創業以来、同じドメインで公開している弊社の本店「びんちょうたんコム」ですが、なにぶん名前も創業当時の商品内容を反映したままで現状にフィットしていません。当時からエンジンはほとんど変わらない基本的な機能だけをもったシステムを利用していることもあって、商品数が1万点に近づき、お買いもののしにくさも目立っています。そこで、既存本店はそのままメインサイトとして残しつつ、別にお買いもののしやすさを優先したMyPremaを近日公開し、ダイレクトに便利に商品を買いたいというご要望にお応えしていきます。

中国、アジア圏での私たちの考えたかたの普及

上海に私が総経理(社長)を勤める会社が昨年設立され、真の健康と環境のありかたを中国の皆様にも知っていただき、アジア圏での意識進化をサポートしていきます。すでに上海には4人のスタッフがおり、この気持ちを共にして毎日頑張ってくれています。他のアジア諸国でも同様のアクションを順次勧め、共に生きるアジアを希求していきます。

幅広い働き方ができる会社づくり

弊社のスタッフの半数以上が子育て中の女性であり、在籍地は京都や兵庫の3拠点だけではなく、ほとんどスタッフと同様の接触をもつ外注、パートさんも含めると東京、千葉、佐賀、宮古島と広域でITを駆使して働いています。災害や事故などへの対策であると同時に、幅広いライフニーズに応えて柔軟に会社のありかたを変化させています。

- 中川信男の多事争論 - 2012年2月発刊 Vol.53

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