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Mie's マクロビ通信

【Vol.60】キレイになる食べ方

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 9月になりました。自然界のリズムは晩夏のエネルギー。ずっと上昇から拡散へと広がっていくエネルギーが働きかけていましたが、7月の夏至を過ぎ、土用、そして立秋を通り過ぎて、エネルギーは引き締める方向へと変化してきました。この時期は引き締めるエネルギーを取り入れながら安定を作る1ヶ月です。たくさん遊んだ夏のエネルギーからカラダを調えてこれまでの成果を収穫する、そんな時期に向かっていきます。9月は新しい事を始めるよりも一度基本に戻ってカラダ作りをしていく事をオススメします。そんな理由から今月は基本のキレイになる食べ方をお伝えします。

 マクロビオティックの基本の食べ方として紹介されているのは、主食は玄米を中心とした全粒の穀物を50%~60%、季節の野菜を20%~30%、豆・海草類を5~10%、自然発酵のお味噌やお醤油で味のつけたお味噌汁(スープ)を5%~10%とされています。

 この食べ方はカラダに余分な物を残さない快適な状態を作る目安として教えてもらっています。キレイになる条件のひとつは、カラダに余分なものを溜め込まないでエネルギーとして活用できる食べ方なのです。

 一番大切にしていることは「全粒の穀物をしっかりと食べる」ことです。その理由はいくつかありますが一番は、全粒の穀物は生命力が高くカラダの中で有効なエネルギーとして活躍しやすいということです。全粒の持っている力の影響でカラダの中は活性化しやすくなりいい循環を生み出します。栄養学的にも私たちのカラダを作るのに必要な炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルそして食物繊維が含まれています。

 次にオススメしているのは「動物性よりも植物性タンパク質を取り入れる」こと。私たちのカラダでより消化吸収しやすい物を食べる事でカラダの負担を減らします。植物性は動物性よりも細胞がシンプル。分解して吸収する時間が少なくていいのでエネルギーに変化しやすい状態を作ります。また、陰陽のバランスから言うと私たち人間は陽性で植物は陰性です。反対のエネルギーを取り入れる事でカラダの中で変化を起こしカラダにとって必要なものを作り出す力が働きます。その結果、自然治癒力や生命力が高まりやすくなります。

 そして「住んでいる環境と同じエネルギー・季節のものを食べる」こと。自然のルールに沿って育ったお野菜達は自然の恵みを多く持っていてそれはお野菜自体が自然のルールを体感しているのでもっともナチュラルな状態です。そのエネルギーは高くカラダが活性化しやすい状態を手伝います。

 自然の摂理の中で生きる力を身につけると、変化に対応しやすく生命力が高くなり活性化しやすくなります。また、私たちは環境の影響をとっても受けているので、その環境で育った食べ物を食べるのが自然な状態で生命力を高めると考えています。

 毎日飲んで欲しいのが自然発酵したお味噌やお醤油でお味をつけたお味噌汁やスープです。この発酵のエネルギーを液体で吸収する事が私たちの腸の働きをよりスムーズにする手伝いをしてくれます。

 最後によく噛んで食べる事を忘れずに。最初の一口は数を数えながら100回以上は噛むのが理想的です。唾液が口の中にたくさん出てくる状態が食べ物をよりスムーズに消化させる手伝いをしてくれます。

 食べたものは消化吸収されて初めて私たちの役に立ってくれる事をどうか忘れないで下さいね。

 私たちは食べ物で出来ています。そして私たちのカラダは食べた物の力を使って私たちを作り上げる力を持っています。

 キレイの食べ方の目安はカラダが自分を作る力をより育てる事ができる材料の選び方です。自分を作っていくのは自分の意志ですよ。まずはあなたが自分の力を信じてその力を最大限のばしてあげる食べ方をしてみませんか ? それがあなたが元気でキレイになる食べ方です。

 そして、自然界のリズムを意識すること、私たちが自然界の一部であることを認識するとカラダの細胞はより活性化する事を知っておいて下さいね。ただ、いいものを食べるだけなく、自分の力を引き出してあげる、自分の力を育ててみる、そんな食べ方を意識してみる、私が提案しているのは月のリズムにあわせて食べてみる事です。

 あなた自身の力を信じて、あなたオリジナルのキレイを是非、創ってみましょう。

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小豆カボチャ

腎臓がお疲れの時に、糖尿病、低血糖症の時に
アイスクリームやケーキなどがやめられなくなった時に

材料
小豆:1/8 カップ
カボチャ:200g
昆布:1cm×1cm 5 枚
天然塩:適宜

作り方

(1)小豆は一晩水につけておきます。

(2)土鍋に小豆とお水と昆布を1カップ入れて弱火で煮ます。

(3)さし水をしながら小豆が柔らかくなるまで煮ます。
水分が少し残っている状態がベストです。

(4)カボチャは少し大きめに切ります。

(5)ひとつまみのお塩をふりかけてカボチャをマッサージします。

(6)(3) にカボチャを加えます。
このとき皮を上にしておきましょう。
蓋をしてカボチャが柔らかくなるまで煮ます。

(7)カボチャが柔らかくなったら出来上がりです。

中美恵

中美恵(なか
みえ)氏
KII認定
マクロビクッキングスクール校長
東京南青山プライベートサロン
Mie’s Room 主宰
1997年に、KII認定マクロビオティックカウンセラー・中広行氏と出会い、料理法や理論を学び始める。
2000年「おいしく、楽しく」をテーマにした「マクロビクッキングスクール」を大阪に開校し、全国に展開。現在は料理に留まらず、マクロビオティックに出会うことで多くの可能性を手に入れた自身の経験を活かし、「年を重ねるごとにキラメキを増す」「今の時代に望まれる素敵な女性」をテーマに、多彩な場面で活躍中。
中美恵公式サイト https://miesrecipe.jimdo.com/
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- Mie's マクロビ通信 - 2012年9月発刊 Vol.60

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