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Mie's マクロビ通信

【Vol.87】マクロビオティックの食べ方

投稿日:

 今年も残すところ1ヶ月になりました。2014年は皆様にとってどんな1年だったでしょうか。
 今年は色んな意味で方向の転換のときだったように思います。過去の習慣からの解放。過去の概念の手放し。そんなメッセージを色んな場面で見つけることが出来ました。きっと、2015年は新しいステージが全ての人に用意されているように思います。
 さて、マクロビオティックをお伝えして約20年。時代の変化と共にその伝え方や捉え方が進化してきたように思います。私自身は病気を治すためのマクロビオティックから、暮らしを豊かにするマクロビオティックへと進化させてお伝えをしてきました。自然の摂理を知ることで、ここからの時代、人生がもっと楽しく、そして素敵になると思っているからです。
 マクロビオティックでははじめに「宇宙はひとつをふたつに分けた「そのふたつは対立的であり、相補的な関係である」「そのふたつの振動の動きの中で森羅万象が創り出されている」ということを学びます。そして、人間も自然界の一部であり、その与えられた環境とひとつで有ることを学びます。そのことにお料理を作る事や、食べることを重ね、自分のカラダを通して体感してくことができるのです。
 自然界の生命をひとつをふたつに分けると、植物界と動物界になります。私達動物界は植物界に助けられて、植物界を助けて存在しているのです。大地が持っている栄養と情報を私達は植物を食べることで取り入れることが出来ます。
 大地の栄養をたっぷりともらって育ったお野菜たちをお料理させて頂いているとそのお野菜達からエネルギーをもらっているのを感じます。少しだけ気をつけてお野菜たちを感じるとそこから大地が持っている情報を感じ取ることが出来るように思います。そして、その生命力に感謝の気持ちを向けてお料理をするとお野菜たちの輝きと美味しさがましてきます。その輝きに満ちたお野菜を食べると私達のカラダは喜び輝きを放つようになります。そんな素敵な循環を毎日の生活の中で創り出しているのです。
 宇宙はひとつをふたつに分けた……。だから同じエネルギーだけでは足りないものがあり、植物がその足りないものを補ってくれる存在なんだと感じます。足りないものを補ってひとつをつくる。その食べ方が、マクロビオティックがオススメする、穀物と野菜を中心に食べる食べ方なんだと感じています。
 何を、どう食べるのかを大きな視点で考えてみる。自分たちにとって必要なものを自然の摂理にあわせて考えてみる。自然界と調和を取ることで自分の可能性を広げていく。そのことが一番カラダを健康に導く食べ方のように思います。
 マクロビオティック、そしてお料理を通して感じることをこの誌面をかりて皆様にお伝えするのは今月で最後になりました。今日まで読んでくださった皆様に感謝いたします。そして貴重な誌面を私のためにご用意して下さったプレマ様に心から感謝いたします。
 皆様にとってお料理が、そして食べることがここからの毎日をより素敵にするツールとして存在することを願っています。

※「Mie’ s マクロビ通信」「Mie’ sRecipe」は今号で最終回となります。長らくご愛読いただきありがとうございました。

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八福なます

冬、カラダを少し緩めたい時に。
切り干し大根と人参の甘味を惹きだして
作るなますです。日持ちのするレシピです。
沢山作って冬の常備食に。

調理時間30 分(準備10 分 加熱20 分)

材料
切り干し大根… 10g
干し椎茸……3枚
あらめ……大さじ1
人参………… 50g
あげ…………1枚
ゆずの搾り汁…………小さじ2~
ごま………………………小さじ2
お酢……………………大さじ2
お醤油…………………小さじ1/4
春菊・ゆずの皮・満月のお塩…適宜

作り方
(1) 切り干し大根、干し椎茸は戻して食べやすい大きさに切り
ます。人参も千切りにします。
(2) 油揚げは両面をカリッと焼
いて刻んでおきます。
(3) お鍋に干し椎茸、人参、切り干し大
根、あらめの順に重ねて戻し汁を加えて弱火でひと煮立ちさ
せ5分ぐらいクツクツの火加減で煮ます。
(4) 鍋はだからお
醤油を入れて天地返しをしてさらにクツクツの火加減で5分
ほど煮ます。
(5) ボールにお酢とゆずの搾り汁、お塩を入れ
て混ぜ合わせ4を入れて混ぜ合わせます。
(6) (5)に刻んだお
あげさんとゆずの皮と炒ったごまを加えて混ぜ合わせます。
(7) サッと茹でた春菊を仕上げに混ぜ込み味を調えて仕上げま
す。一晩寝かすと味が染み込んでさらに美味しくなりますよ。

中 美恵

中美恵(なか
みえ)氏 1997年に、マクロビオティックカウンセラー・中広行氏と出会い、料理法や理論を学び始める。2000年「おいしく、楽しく」をテーマにした「マクロビクッキングスクール」を大阪に開校し、全国に展開。現在は料理に留まらず、マクロビオティックに出会うことで多くの可能性を手に入れた自身の経験を活かし、「年を重ねるごとにキラメキを増す」「今の時代に望まれる素敵な女性」をテーマに、多彩な場面で活躍中。

中美恵公式サイトはこちら>>
 

- Mie's マクロビ通信 - 2014年12月発刊 Vol.87

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