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月のテンポで輝く自分へ

【Vol.91】自分の軸を保つ方法

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 今月号も、この原稿に目をとめて下さってありがとうございます。
 4月というと、“新しい何かが始まる”という気がして毎年ワクワクします。私の姪も4月から小学生になりました。色々なものが大きく変化して、きっとワクワクドキドキしているのでしょうね。楽しい小学校生活を過ごしてくれるといいな~と思っています。

“自分のペース”を保てなくても……
 変化といえば、私自身の生活もここ数ヶ月で劇的に変化しました。もちろん出産をしたからなのですが、噂には聞いていたものの“自分のペース”というのはまったくなくなりますよね(笑)。夜はどんなに眠くても、我が子の可愛い声で容赦なく起こされ、どんなにお腹がすいていても、「ひとりでいるの嫌だ~」「オムツ変えて~」「眠い~お腹すいた~」という要望にまず応え、やりたいこと、やらなければならないことを、やりたいタイミングで、やり終えるまでやりきることは本当に少ない。(私の要領の悪さもありますが笑) 考えてみれば、これらは母親になれたからこそ味わえるわけで、それはそれでありがたいと思っていますし、母親になれば当然のことなのかもしれません。ただ、何ヶ月もこの状態が続くと、何といいましょうか、思考回路が止まってしまうというか、自分らしくなくなる時があるのです。
 このことを自覚し始めたある日、友人に「由季ちゃんを見ているとお母さんになったなんて信じられない! 私なんてもっと“子育てしてます”“ちょっと疲れ気味です”ってオーラが出てたし、よくそう言われたよ?」と言われたのです。私は、「容赦なく起こされるし、大好きな食事は中断されるし、やりたいことは上手くできないし、バッチリ母親業を味わってますけど?(笑)」と言い返しつつ、思い当たる節があるなと思ったのです。確かに、睡眠不足でクマのようなものができる時もあるし、イライラして家族に反抗することもありますが、自分自身の軸といいますか、醸し出すオーラのようなものが不安定になることがとても少ないように思います。

“月のテンポ”が守ってくれているもの
 遡ること3年ほど前、電車内で車いすご利用の方に声をかけられたことがありました。ほんの少しのお手伝いをしたのですが、その方は私にお礼を言った後、こう言いました。「あなたは何か大きな愛のようなもので包まれていますね。とても安定している。今はそういう人が少なくなった。私は障がいがある分、そういうことには敏感でね。どうぞそのままのあなたでいてくださいね。」そう言って電車を降りていきました。
 これが、「疲れている」「嫌なことがあった」など、何かがあるとすぐに周りにバレてしまい、その時の環境や感情によって自分の軸が乱れに乱れ、それこそ“自分のペース”など保てていなかった私が、会社を継ぎ、“月のテンポ”を聴き始めて、初めて認識した変化です。どんなに疲れていても、どんな環境にあっても、自分の軸をしっかり保つことで、本来の役割や輝きを失わずにいられるのだと思います。

片岡 由季

片岡由季氏
武蔵野短期大学にて国際教養学科および秘書コースに在籍。
その後、玉川大学英米文学科に編入。
前職はNPO法人日本ケアフィットサービス協会にて「サービス介助士」の育成に携わり、全国の企業研修を担当。
2010年4月より父である片岡慎介氏の後を継ぎ有限会社ビュージックの代表取締役となる。
現在は、断食道場やサロンなどで「月のお話会」を行い、「なりたい自分」「輝く自分」になる為の月のテンポ活用法をお伝えしている。

『「月のテンポ」テンポ116 CDシリーズ』
人間の体内時計と月の一日は同様であるといわれます。”月のテンポ”は、無限の可能性を持つあなたを思い出させてくれます。

- 月のテンポで輝く自分へ - 2015年4月発刊 Vol.91

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