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ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方

常務取締役
室長/管理部長兼

中川 葉月 (なかがわ はつき)

【Vol.17】未来を創る子のために

投稿日:

05sa_01.jpg新年明けましておめでとうございます!

毎年のことながら、あっという間に新しい年を迎えたように思います。

昨年の今頃は、まだこの世に誕生していなかった生命が、今、私の胸の中でおっぱいを飲みながら小さな寝息をたてることに、改めて喜びを感じます。

そんな中テレビに目をやると、たくさんのお母さんが赤ちゃんにおっぱいを飲ませているシーンが飛び込んできました。「母乳育児を推進するCMか何かかな?世の中もすすんだものね。すばらしい!」と思っていると、母乳にあるうま味が、人生で初めて出会う味であるという、化学調味料のCMでした。

化学調味料と母乳という組み合わせに、驚いてしまい、そのまま動けなくなってしまいました。そして、なんともいえない憤りが私の中からわき上がってきたのです。

確かに、母乳にはうま味成分である「グルタミン酸」が含まれています。ですが、母乳と化学調味料は相反する関係にあると、私は思います。これは、息子が産まれてからずっと母乳をやっていて、日々の経験で改めて感じたことです。それが、「母乳=安心・安全」という無意識に信じていることに、化学調味料をつなげるとは、「化学調味料=安心・安全」と言っているに等しいのです。食の安全が大きく叫ばれる中、このような刷り込みが知らぬうちにされていることに、ゾッとしてしまいます。

今年も世の中は不安定な状況が続いてゆくことでしょう。しかし、これからの未来を創ってゆく新しい生命も確実に誕生します。その子どもたちが最初に口にする母乳がどんな味なのかが、これからの未来を暗示しているように思います。母乳は、母親のすべての環境に大きく左右されるためです。そうであれば、“まっとうなおいしい母乳をしっかりと飲む子どもたちが、着実に増えて欲しい”と、新しい年を迎え切に思います。

- ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方 - 2009年1月発刊 Vol.17

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