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ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方

常務取締役
室長/管理部長兼

中川 葉月 (なかがわ はつき)

【Vol.52】夫への贈りもの

投稿日:

05sa_27.jpg  昨年末のことです。「なんじゃこりゃ~」と、久しぶりに家にいる、夫の大きな声が洗濯機付近から聞こえました。“あ~ぁ、またやっちゃったか……”と、わたしの顔は、真っ暗になります。洗濯機まわりの掃除ができておらずに、ひどいことになっていたのです。

以前もこちらでふれたように、わたしは家事が苦手です。なんとか日々のことはやっていますが、二人の息子が元気に部屋中をひっくり返すことを言い訳にして、「主婦」とは申し訳なくていえない働きぶりです。そのため、空気清浄機のフィルターが真っ黒だったり、賞味期限を大幅に過ぎた食品が冷蔵庫の奥に隠れていたり、夫が少し家事をすると「なんじゃこりゃ~」と、露呈してしまうのです。決して、汚い部屋が落ち着くということではなく、夫は出張で家にいないことが多いために、いるときには“気持ちよく過ごしてもらいたい”との思いでいっぱいです。

忙しい夫が、ゆっくりとくつろげる場をつくりたいと「今年こそ!」と思いますが、いままでうまくいったためしがありません。夫がお片づけ本をたくさん買ってくれていても、効果なし。加えて、三歳の家事好きの長男に助けてもらう始末です。しかし気づきました。夫から厳しい指摘があるときにいつもよぎる言葉は「~をしようと思っていたのに」です。ということは、大変な状態になっているところを、ちゃんとわたしは認識をしている瞬間があるということです。まったく感知していないならば重症でどうしようもないのですが、「これはやばい」と気づいているので、そのときにちゃちゃっとやってしまえばいいんです。

何ごとも後回しにしてしまうわたしの悪い性根が、家事にでているということです。今年は、昨年よりさらに忙しく飛び回ることが予想される夫。家では鋭気を養ってもらわねばなりません。すべてこなすことを目指さずに、まずは「気づいたから、今する」という行動をひとつでも多く積み上げることを、今年のよろこびとして、過ごします。

今年、皆さまの笑顔もひとつでも多く咲きますよう祈念いたします。

- ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方 - 2012年1月発刊 Vol.52

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