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ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方

常務取締役
室長/管理部長兼

中川 葉月 (なかがわ はつき)

【Vol.72】次男のパワーの源は、お兄ちゃん?

投稿日:

05sa_27.jpg 先月、長男をはじめてサマーキャンプに参加させてみました。年長児の参加できる宿泊をともなうキャンプは数が少ないのですが、一泊二日の間まったく知っている人のいない環境で過ごしてみるという経験を、この夏することができました。
 はじめてのキャンプということで、夫と二歳の次男も揃ってお見送りへいったのですが、そこで思わぬことがありました。というのも、長男が寂しがって別れるときに泣いたりするのかしら?急に行かないといわないかしら?と思っていましたが、本人はいたってマイペース。周りは知らない大人と初めて会うお友だちばかりのなか、泣く様子も不安がる様子もありません。表情がおかしいのは、次男の方でした。そこに普段家で長男と一緒になって大騒ぎをしている面影はなく、今にも泣き出しそうな顔。そして夫やわたしの胸に顔を押しつけ、消え入りそうな声しか出なくなっていました。
 週に三日通っている幼稚園からも「静かにニコニコとして過ごしており、自分から快不快の意思表示をすることがあまりありません」などと、家では考えられないようなことをいわれていたのですが、どうも長男がいなくなると次男のパワーがなくなってしまう様子。
 長男を無事に送り出し家に帰ると、「おかあさん、けいとくん(長男)は?」と、一緒にお見送りをしたにもかかわらず、すぐに聞いてきました。翌朝起きると「おかあさん、けいとくん、どこ?いないよ!」といい、今日帰ってくると伝えると、一人着替えをして「おかあさん、けいとくんをはやくおむかえにいこう」と、朝早くからお迎え準備を始める始末です。
 思えば、次男は生まれてからずっと長男と一緒に過ごしており、母乳を卒業するときにわたしと離れて夫と一泊旅行したときも、長男は一緒でした。今回のキャンプは、長男にとっての自立の第一歩と思っていましたが、次男にとっても同じことだったようです。
 一方、キャンプにいっていた長男ですが、十分に楽しく過ごせたようで、楽しかったことや自分でできるようになったことを、たくさん話してくれました。“寂しいとかなかったのかしら?”と思っていましたが、やはり夕食時に少し泣いてしまっていたようでした。それでも、まったく知らない環境のなかでよくがんばったと思います。
 本人の希望で、近くまたキャンプに申し込みをしました。さて、次男は長男のいない日をまた過ごすことになりますが、少しはなれてくれるでしょうか。

- ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方 - 2013年9月発刊 Vol.72

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