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ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方

常務取締役
室長/管理部長兼

中川 葉月 (なかがわ はつき)

【Vol.78】思い出のアルバム

投稿日:

05sa_27.jpg “別れの季節” といわれる三月になりました。我が家の長男も卒園を迎えます。今日幼稚園から長男が「思い出のアルバム」の歌詞を持って帰り、歌っていました。「いつのことだか、思い出してごらん~♪」と歌い始めると、わたしは涙があふれてきてしまいました。
  2歳になる少し前に、プレスクールから通い始めた幼稚園でした。まだしっかりとお話しすることもできず、初めての発表会では大泣きでずっと先生にだっこされていた長男。年長組になって最後の発表会では、クラス発表の冒頭あいさつを堂々とこなせるまでになっていました。入園時はまだひとりっ子だったのが、今は弟の面倒も見ることのできるお兄ちゃんに成長しています。生まれてから今までにあったこと、長男のその時々の表情などがとめどなく駆けめぐってゆきました。
 四月からは、みんなバラバラの小学校へ行くことになります。1クラスでしたので、約4年間同じお友だちと過ごしてきました。年少クラスにいたときは、戦隊ものごっこでやられっぱなしの長男は、一時登園を嫌がったこともありました。なかなかお友だちになじめずに一人遊びが主だった長男でしたが、今では「○○ちゃんが、ぼくとけっこんしたいっていってはる」「○○くんに、おてがみをかくねん」とうれしそうにお家で話し、お友だちとの関係作りも良好なようすです。また、先日は宿泊をともなうスキーキャンプへ参加させたのですが、昨年の夏のキャンプでは夜さみしくなって泣いてしまったときいていたのに、半年後の今回は泣かずにひたすらスキーを楽しんで帰ってきていました。
 親としては、あれこれと心配をしたこともありましたが、いつの間にか本人が解決をしてひとつひとつ成長をしていったように思います。
 長男自身が卒園式で「思い出のアルバム」を歌うとき、あまり歌詞の意味も考えずただ元気に歌い、“あんなこと、こんなこと” を思い出すほど実感がないのかもしれません。でも、たくさんの思い出が彼のアルバムに差し込まれていっているはずです。アルバムが分厚くなった分が、彼の成長なのですから。
 今はまだ、夜寝るときに「おかあさん、おてて」といって、寝るまで手をつないで寝ている長男ですが、いつまでこんなかわいらしいことをいってくれるでしょうか。手をつないでねるということも、もうすぐ「思い出のアルバム」に入ってしまいそうで、少しさみしくなります。
 慶音くん、卒園おめでとう。

- ハツキ的“らくなちゅらる”な生き方 - 2014年3月発刊 Vol.78

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