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特集

インタビュー取材しました。

【Vol.81】夏のはじまり、 変化の時期を快適に!

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夏のはじまりは梅雨でじめじめ、蚊などの虫も気になり出す時期です。
そんな変化の季節を、ナチュラルに気持ちよく過ごすアイデアをご紹介します。梅雨が待ち遠しくなるかも?!

梅雨でも快適!  ナチュラルお洗濯

洗濯物が乾かない、臭いが……憂鬱な季節。快適にナチュラルお洗濯を続けるには?
石けん、合成洗剤、それぞれの特徴を知り、人にも環境にも心地よく、上手に活用していきましょう。

界面活性剤が布の汚れを落とす
 衣類に付いた汚れは、体の脂や汗などの油が主体です。水だけで油汚れを落とすことができれば、環境や肌にもやさしく理想的ですが、水は油となじまないので、油を衣類からはがすための別の成分が必要になります。
 そこで「界面活性剤」の登場です。界面活性剤の分子内は水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基)の両方があり、これによって衣類に付いた油と水をなじませ、汚れを落とすことができるのです。
 石けんも合成洗剤も同様に「界面活性剤」の作用よって汚れを落とします。しかし石けんの「界面活性剤」が天然由来なのに対し、合成洗剤のそれは「合成界面活性剤」と呼ばれ、その多くは石油から化学的に合成されたものです。この石油由来の合成界面活性剤が原因で、洗濯物に残留した洗剤の成分が肌にトラブルを起こすなど悪影響が懸念されています。

石けん以外はすべて合成洗剤?
 石けんと合成洗剤は、成分表示をチェックすることで見分けることができます。
石けんに分類されるのは、「脂肪酸ナトリウム(ソーダ石けん)」と「脂肪
 
石けん以外の洗濯用洗剤は合成洗剤に分類されます。市販の合成洗剤の多くには、副原料として、漂白剤や蛍光増白剤、再汚染防止剤などの化学物質が含まれています(写真上)。また「複合石けん」という、一見石けんのような洗剤もありますが、これは石けんと合成洗剤を混ぜたものであり、成分的には合成洗剤です

洗剤による自然界への影響
 石けんの界面活性剤は水で薄めるとその効力がなくなり、川や海へ流されると1日で水と二酸化炭素に分解され、残った有機物は微生物により分解されます。ただし石けんは有機物を多く含むため、使いすぎは、当然、環境に負荷をかけることになります。いくら自然由来でも、適量を知り、無駄使いをしないことが大切です。
 石油由来の合成界面活性剤は分解される速度が遅く、川や海の生態系に悪影響を及ぼしやすいと考えられます。
 かつて多くの合成洗剤には「りん」が配合されていましたが、1977年以降、琵琶湖での深刻な公害(富栄養化)の原因として問題となり、現在ではほとんどの洗濯用洗剤が「無りん」となっています。しかし他にも環境問題を引き起こす化学物質が含まれている可能性もあり、引き続き注意が必要です。
洗剤のオルタナティブチョイス
 石けんでも従来の合成洗剤でもない選択肢として、自然由来の新しい洗浄剤も開発されています。アトピー性皮膚炎の人などは石けんですら刺激になってしまうので、こうした洗浄剤が助けになるかもしれません。また合成洗剤であっても、環境や人への負荷を減らすべく、石油由来ではない、植物由来の合成成分を使用したものも登場してきています。
<らくなちゅらる通信編集部>

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環境にやさしい夏の風物詩、蚊取り線香をもう一度!

日本の夏の風物詩、蚊取り線香。もともとは除虫作用のある植物を原料につくられたものです。
しかし現在では化学物質で代用されることが多くなってしまいました。
その歴史をひもとき、昔ながらの蚊取り線香の良さを見つめ直してみませんか?

かつて主流だった除虫菊
  日本の夏の風物詩ともなっている蚊取り線香。その原料をご存知でしょうか。
 「除虫菊」というマーガレットによく似た白い花を咲かせる植物、これがかつての蚊取り線香の原料です。特に花の部分は防虫作用が強く、活用されてきました。 除虫菊の原産地は旧ユーゴスラビア・ダルマチア地方で、14~15世紀に発見され、当初は観賞用として用いられていました。防虫効果があることが発見された後、17〜18世紀にアメリカにわたり、19世紀(明治18年頃)に日本に入ってきました。
 日本では明治時代に除虫菊の花を粉末状にした「ノミトリ粉」がさかんに用いられ、その後、線香の形にした蚊取り線香やその他の除虫剤に発展していき、衛生環境向上に大きな役割を果たしました。日本における除虫菊の栽培は、かつては北海道、和歌山、広島、岡山が主産地でした。昭和のはじめ頃には、日本で生産された除虫菊の8割は輸出用で、世界で使われていた除虫菊の9割を日本産が占めていたほどだったといいます。

生産量が激減した理由
 昭和12年頃にピークを迎えた除虫菊産業ですが、太平洋戦争中には軍需産業がさかんになり輸出を禁止されました。連合軍は紛争の広がりとともに、新しい除虫菊の生産地にケニアを選んで栽培を開始し、南方で戦う兵士たちのために防虫剤の生産を進めたといいます。
 戦後、国内での除虫菊栽培も再スタートされたものの、他の安定した農作物に転作する農家が増えたために生産量は激減。除虫菊の代用品として、安く大量に生産することができた塩素系有機合成殺虫剤(DDTやBHCなど)が開発され、使用されるようになりました。しかしこれは自然界で分解しにくく、動物や人の体内に蓄積する有害性が問題となり生産が中止されました。
 その後、除虫菊成分「ピレトリン」に似た物質を化学的に合成した「ピレスロイド化合物」をつくることに成功し(昭和24年)、除虫剤・殺虫剤として使用されるようになりました。

ピレスロイド化合物の毒性
 ピレスロイド化合物は現在、蚊やハエ、またゴキブリやダニ、ノミ、ムカデなどを駆除する殺虫剤成分として広く利用されています。しかし、人間の目や鼻、喉などの粘膜への刺激性、アレルギー反応、気分が悪くなる、さらに視力低下や意識混濁、全身けいれんなどの重い症状を稀に発症する可能性も指摘されはじめています。中でもマットタイプや液状タイプの殺虫剤は、臭いがないために長時間継続して使ってしまいやすいため、身体への害がより大きくなりやすく、注意が必要です。

除虫菊を見直そう
 昔ながらの、除虫菊からつくられた100%植物性の蚊取り線香は、刺激性が低く、小さなお子さんや犬猫のいる家庭でも安心です。火をつけて煙とともに成分を広げるために、使いすぎることもありません。住環境や衛生状態をよくするための殺虫剤なのに、それによって身体を壊してしまったら本末転倒です。害虫駆除の道具は、できる限り身体によいものを選んで使いたいですね。今年の夏は、昔ながらの蚊取り線香の香りで、なつかしい日本の夏を味わってみてはいかがでしょうか。

参考資料:『薄荷と除虫菊』理学博士長澤徹/著
東洋堂、『暮らしの安全白書』学陽書房など)
<らくなちゅらる通信編集部>

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- 特集 - 2014年6月発刊 Vol.81

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