累計122万件出荷!自然食品・自然療法・エコロジー・らくなちゅらる提案サイト

隊長が行く!

【Vol.10】米あおき神々の国に魅せられて「第一回」

投稿日:

米あおき神々の国に魅せられて「第一回」

07to_10.jpg
 
 今回の取材先は、極陽性玄米珈琲ブラックジンガーでお馴染みのシガリオ本社。ですがシガリオグループ代表の豊藏会長は、玄米粉のリブレフラワーこそがシガリオの原点とおっしゃいます。商品誕生までの興味深いお話もたくさん聞かせていただきましたが、それらは改めてサイトでご紹介することにして、このコーナーでは豊藏会長の生い立ちから死生観までを2回に分けてお届けしたいと思います。

1937年台湾で生まれるも、お母さんの母乳が出なかったため、ご近所の日本人の方が分けてくれる自家製玄米汁を飲んで育ったという豊藏会長。寒い日に飲むと体の芯から温まったと、懐かしそうに当時を語っていただきました。今振り返ると、生まれたその時から既に玄米と共に生きていく運命であり、神に与えられた一つの役目だったのかもしれません。

20代で玄米粉の商品化に取り組み始めたとき、技術的に到底不可能だと専門家も含めて周囲の誰もが大反対しました。そもそも政府が管理する米でビジネスに成り得ないとみんなが馬鹿にする中、唯一賛成してくれたのは豊藏会長のお母様でした。決意を聞かされたお母様は、さっそく玄米を買いに行き、台所で煎って玄米粉を作ってくれました。お湯を加えて飲んでみると、香ばしいおかきのような風味でとても美味しい。これならいける!と、その場で確信したそうです。

長い時間はかかるまいと当初は楽観的でしたが、蓋を開けてみると技術開発に20年、製品化?商品化に10年。計30年もの年月が費やされました。それでも、失敗を繰り返し目の前が暗くなればなるほど、まもなく光が見えそうな感触がありました。周りからは狂気の沙汰だといわれても、自分自身が開発する商品で未来の人類が助かるだろうと思うと、諦める要素が見あたらなかったのです。「道楽の極み、極道だった」と豊蔵会長はいいます。

ベースには常にロマンがあったのです。人には味わえない味を体験させてもらっている。見た目には限りなく失敗しているように思えることも、だからこそ人生だと笑って吹き飛ばせる。他のことで失敗していたら後悔もあったかもしれないが、自分が決めた人生を味わいながら生きていたから落ち込んだり後ろ向きの感情を抱くことは全くありませんでした。

10代の頃はさらにロマンティックだったといいます。例えば、「いかにマルクスを超える思想書を書こうか」などと、常に人と違うことを考えて、違うことにチャレンジしたいと思っていました。

台湾から日本に引き上げてきたときには、同級生からも戦勝国の人間のような特別扱いを受けました。そんな体験や、そもそも国際的な環境で世界を見て育ったこともあって、かなり客観的に日本という国を見る傾向があります。しかし、だからこそ「日本とは何か?」という想いや、当時の国民が捨てざるを得なかった日本国に対する愛情が深いのです。当時から内面性に違いがあったことが、たとえ食を語っていても政治や文化に思考が発展していく理由なのでしょう。

リブレフラワー
驚異の活性玄米微粉末リブレフラワー

いつの時代もどの地域でも日本人の共有分母はお米。日本文化や政治経済、哲学さえも米を通してすべて語れるという豊藏会長。

いくら玄米が体によいといっても、「100回噛む」は、健康のために努力する気力も暇もない現代人の食生活に浸透しがたいもの。食べにくい、消化しにくい、吸収が悪い。優れているはずの玄米の消費量が少ない理由は、やはり時代に合わないからでしょうか。

米のデンプンは多用途に使える小麦と構造が異なり、冷えると固まってしまいます。そのため、「米は粉食できない」というのが専門家の見解でした。
誰もが反対するなか、豊藏会長は壮大なロマンを胸に秘めて研究を重ねました。そしてついに、ご自身が「無知と狂気の賜物」と呼ぶ玄米粉を完成させ、リブレ(RiceBlessing Flour=天が与えたもうた祈りの粉)と名づけました。

日本を含む世界中が食糧難時代を迎えつつある今、玄米が粉になるということは、非常に栄養価の高い優秀な食糧資源が確保されるということです。世界の大部分を占める粉食文明圏でも受け入れられ、多くの食糧が不足する地域を救うことができます(シガリオは実際に支援活動をしています)。また病院の栄養食や介護食、離乳食などへの利用にも適し、専門的な分野でも非常に高い評価をえています。

いつもの小麦粉の代わりに、または一部を置き換えてお料理にお使い下さい。あるいは温かいお湯で溶き、主食としてお召し上がり下さい。ほんわか温まる優しい風味が全身に広がります。

これもおすすめ!

玄米ギャバ濃縮粉末(1.15g×30包/1か月分) 玄米ギャバ濃縮粉末(1.15g×30包/1か月分)

ギャバは今注目されるアミノ酸の一種。玄米にはこのギャバが、白米の10倍も多く含まれてます。
「玄米が体にと分かってはいても、炊くのが大変で…」「食べにくくて続かない…」そんなあなたにぴったりなのが飲む玄米食「玄米ギャバ濃縮粉末」。玄米は苦手でも1包飲むだけで、発芽玄米3杯分のギャバを簡単に摂ることができます。

活性ハトムギ微粉末ハトミクロン(ハト麦全粒粉) 活性ハトムギ微粉末ハトミクロン(ハト麦全粒粉)

シガリオの隠れたヒットアイテムがハト麦の全粒粉。ハト麦の優れた要素が活性化されたホロニックスフードです。
独自に開発されたホロニックテクノロジーで、 ハト麦の微量成分を破壊することなく高熱焙煎し、25ミクロンに微粉末化。 ハト麦のパワーを余すことなく享受できるハトミクロンを、これからの季節にぜひお召し上がり下さい。

- 隊長が行く! - 2008年6月発刊 Vol.10

今月の記事

びんちょうたんコム

累計122万件出荷!自然食品、健康食品、スキンケア、エコロジー雑貨、健康雑貨などのほんもの商品を取りそろえております。

びんちょうたんコム 通販サイトへ