ヘキサン・フリー 何がすごい?! – プレマのほんもの発掘ブログ 「これ、すごいんですよ!」

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プレマシャンティの作り手インタビュー

ヘキサン・フリー 何がすごい?!

投稿日: 2018年9月6日 更新日:

畑のお肉 ソイミートには、脱脂大豆が使われています。
この脱脂大豆はヘキサン(ノルマルヘキサン)を使用せず、国産大豆100%を原材料とした脱脂大豆であり、適度に油分が残った脱脂大豆です。

水に浸したタオルを両手で力を込めてぎゅっと絞った時と、洗濯機の脱水機能を使用したとき、どちらがより水分が少ないでしょうか。

水分を完全に絞り出すことは物理的にも不可能に近い作業です。これは植物油もおなじ。
圧力だけで搾り出す『圧搾法』では、胡麻やなたね、大豆の油分を多量に搾り取ることができません。

搾油率が低いと、必然的に原材料が沢山必要となりますし、効率が悪くなります。そこで考え出されたのが、油が油に溶け易いという性質を利用した、ヘキサン(ノルマルヘキサン)抽出です。
タオルの例を当てはめるとそれぞれの抽出率は、圧搾法が手絞り、ヘキサン(ノルマルヘキサン)抽出が脱水機能に似ています。
原材料をヘキサン(ノルマルヘキサン)に浸し油分を抽出した後、沸点の差を利用して植物油を分離します。

ヘキサン(ノルマルヘキサン)の沸点約80度に対して、例えばごま油の沸点は約200℃以上。
加熱すると沸点が低い油の方が先に揮発し、必然的にごま油が残ります。

ヘキサン(ノルマルヘキサン)の沸点は、植物油よりも低く完全に揮発するため油には残存しないとされており、
現在は家庭用植物油として一般的に販売されているものの多くが、有機溶剤である『ヘキサン(ノルマルヘキサン)』に原材料を浸け油分を溶かし込んだ後に、
油分だけ分離するという抽出法で作られています。「圧搾」と書いてあっても、共に「抽出」と記載があればこのヘキサン(ノルマルヘキサン)を使用しているのが現実です。

丸大豆が使用される以外の大豆加工品にも、ヘキサン(ノルマルヘキサン)を使用し大豆から大豆油を取り出し、
残りの脱脂大豆を原材料としている商品は少なくなく、実は国内で製造する醤油ですら対象外ではありません。

搾油するという目的で利便性や効率を考えた結果、使用されるようになったヘキサン(ノルマルヘキサン)。
原料大豆に油分が残っていると、加工しにくい食品も沢山あり、畑のお肉 ソイミートもまたそのひとつではありますが、
ヘキサン(ノルマルヘキサン)抽出では、大豆が本来持っている旨味も損ねてしまう場合があります。

目的は油を搾ることではなく、脱脂大豆をより旨味と簡便な食材に変化させること。
だとしたら、ヘキサン(ノルマルヘキサン)を使用せず、加工の邪魔にならないギリギリのラインまで大豆を搾油できるのであれば、美味しさと旨味を保証できるのが一番。

科学(化学)技術は確かに様々な利便性や効率の向上をもたらしましたが、「素材の旨味」をそのまま伝える食文化においては、時には非効率と思われる手法が一番いいのかもしれません。

ヘキサン(ノルマルヘキサン)とは?
常温では無色透明で、灯油のような臭いがする液体。
有機溶剤の一種で、示性式CH3(CH2)4CH3で表される直鎖状のアルカン(飽和炭化水素)です。
水溶性は非常に低く(20℃で13mg/L)、灯油やガソリンに多く含まれておりベンジンの主成分としても知られています。
ベンジンとは、染み抜きに使ったりするあのつんと鼻を突き刺す刺激臭の液体です。
ヘキサン(ノルマルヘキサン)は約700℃で熱分解を起こし、
水素、メタン、エチレンを生ずることが知られていますが、
極性の低い溶媒として、油脂の抽出をはじめ様々な用途に使われています。

この記事を書いた人

プレマシャンティ開発担当。料理人
横山奈保 (よこやま なほ)

日本生まれ、海外育ち。
肉体の極限を追い求める競技者として育ち、肉体と食、食と精神、精神と肉体の関係を知る。現プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

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挽肉??のような大豆だけのベジミート

原材料は大豆のみ!大豆以外の原材料が持ち込まれない工場で、ヘキサンを使用せず大豆を脱脂(油分を抜く)しつくったベジタリアン向け 植物性のお肉です。ハンバーグ、肉団子、餃子、シュウマイ、子どもが好きなそぼろごはんも、お肉がなくても問題なし。

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。 ビーガンジェラートマエストロ 2018年イタリアジェラート協会(SIGA)開催の国際コンテストでダブル受賞

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。 現 プレマ株式会社取締役

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

1級電磁波測定士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ともこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

林美緒

林美緒 (はやしみお)

2017年入社。プロモーションセクション プロモーター。
プレマルシェ・ジェラテリア 店長。
興味のあることは、考える前にとりあえず行動。
最近のマイブームは、ランニングと自己流の筋トレ。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。
典型的なO型と言われます。考えるより先に行動してしまい後から困ることも多々。犬と小学生との世話に明け暮れる日々です。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。