身体に必要な必須脂肪酸であるオメガ3(アルファリノレン酸)を多量に含むと云われ、ブームになったフラックスシード。欧米ではオイルはもちろん、種子のままでもシリアルやエナジーバー、パン、クラッカーなど、様々なところで多用されています。
不飽和脂肪酸に属するオメガ3とオメガ6は、人間の体細胞が正しく機能するために不可欠であり、新陳代謝を調整するホルモンの形成に関わっていると云われます。
オメガ6は市販の植物油にも含まれており、比較的摂取しやすいものです。オメガ3はアブラナ(キャノーラ)、ダイズ、エゴマ、ホウレンソウなどの緑黄色野菜にも含まれているといわれますが、もっとも多いのは「背の青い魚」だというのが通説です。
一般的に理想とされるオメガ3とオメガ6の摂取バランスは1:1から1:4と云われますが、植物油を多用する現代人はどうしてもバランスが崩れがちです。
特にベジタリアンで魚を口にしない人々にとっては、オメガ3を「いかに効率よく摂取するか」が課題になるといえるでしょう。
エゴマ、フラックスシードなど注目される種子は多くありましたが、ローフードのブームに乗って注目を集めたのがチアシードです。
中でもサルバチアは、オメガ3脂肪酸を豊富に含むだけでなく、タンパク質や鉄分、葉酸、マグネシウムを豊富に含む中南米原産のミラクルフードです。
サルバチアは香ばしい風味でフラックスシードのような独特なクセが少ないので、生でもそのまま食用できます。
また、パンやクッキーなどの焼き菓子にも練り込んだり、スムージーに入れたりしても、食材の味を損ねません。
そのまま食べても、ドリンクに入れても使える用途の広さは、慌ただしい毎日を過ごす方には最適です。
味にクセが少なく、用途が広く、簡単に食せ、持ち歩きも簡便。
フラックスシードのクセが苦手な方にもお勧めできる、新しいオメガ3の供給源です。