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Web・多事争論@中川信男

「心の薬」を作る

投稿日: 2017年10月2日 更新日:

中川信男です。

ご存じのように、今年から私は自社製造食品とレシピ設計に
ひたすら邁進しています。

特に今年はジェラートを中心にすすめているのですが、
あるお客様から、不思議なメールをいただきました。


『このジェラートを食べても、母の場合は
血糖値にほとんど影響が見られなかったので、
毎日ひとつ食べてもらってるんですが、
これが本当に楽しみになったようなんです。』

これは、尋常なことではないということで、
もう一度、ほんとうにそうなのですかとお伺いしましたところ、
以下のようなお返事をいただきました。


『はい、そうなんです。

 

母は、もう随分長いこと
一日三回、血糖値を、自分で針を指して計測しインスリンを打つ生活をしており
入退院繰り返し通院生活です。
たくさん手術もしています。

ジェラート持っていく前に(まだ暑かった夏)母が
「あぁ・・・アイスクリームたまには食べたいよね・・・
でもそんなもん、食べるとすぐに血糖値あがって大変なことになるから
食べれんわ」と、うらめしそうに言っていたんですね。

 

そこで、ジェラードを大量に持っていったのです。
最初は怪訝な顔されました。
「どうしてこんなものお母さんに持ってくるの!?
こんなもの食べたら、大変なことになるのわかっってるでしょ!」と。

そこで、プレマさんで中川社長から聞きかじったジェラートの話して
「食べて、ダメッだたら、捨てていいから!」と
売り言葉に買い言葉。。。になり
そのまま置いて帰ったんです・
それから数日間、一向に
「血糖値があがったから、食べない!」と言わないので
食べてないのかな。。。と思い、聞いてみたんです。
(母は決して、おおらかではなく、血糖値や食べ物には神経質です。)

 

そしたら、「いや、あれね、毎日食べてるよ。
なんかね、そこまで血糖値上がっていないし、あれは本当に美味しいよ!
あっという間に食べてしまってね。。。
本当は何個も食べたいけど
一日一個だけと決めて食後に食べてるよ。」というのです。

まさか・・・と思いました。

少しでも外食しただけで、すぐに400超える血糖値が・・です。

そして、「機嫌が悪くない」んです。
超わがままで
年中、苦虫つぶぶしたような顔して
いつも、私がどれだけしても
いかに自分が苦しくて辛いかとか
いちいち私のすること全てに文句しか言わなかった母です。
(何百回も心折れましたから)
それが
むしろ、その反対になんとなく穏やかになって表情も和らぎ
嫌味も言わなくなり、
更に、母の最近の超お気に入りの
お高い人参ジュースを、私のために買ってくれたり。。。と(こんなこと今までなかったです。)
今までない行動取りはじめて、むかしの優しさが少し戻ってきた感じなんです。

思い当たるのは「ジェラート」しかないんです。

ジェラートがなくなる頃電話してきて
メルマガにあったように
「あのアイスクリーム(スミマセン年寄りなので何度言ってもジェラートがわからないんです。)
どこで買えるの?
あれならお母さん食べたいから頼んでくれない?
これだったらお母さん自分でお金払うから買ってきて!」というのです。

と。。。こんなところですが

「ほとんど」の範囲を私も聞いていなかったので
厳密に数値でお知らせできなくて申し訳ありません。

しかし、母は最低2週間は「毎日」欠かさずジェラートたべていたんです。
それで、一言も血糖値が!と言わず
今まで通り過ごし、通院もしています。

医者に怒られたとかも一切言いません。

もし、そんなことあったら、母の性分上
速攻!文句言ってきますし
食べるのやめるはずです。

明らかに「ジェラート効果」としかいいようがありません。
他に何も変えていませんし。

ただ、ジェラート食べ続けていただけなんです。

そして母はトマトが大好きなので
今日、試食させていただいた新作のトマトジェラートを
食べさせます。

母は、めったに褒めません。

その母が、ジェラートに対して発した言葉や
行動は、今までの母からでは到底考えられないものなんです。

「心の薬としてのスイーツ」

これ、本当になってますよ、中川社長!』

そして、このメールをこのHPに掲載してもよいか
お伺いしてみました。

昨夜の文章、HPに掲載させていただいてもよろしいでしょうか。

 

『はい、勿論!です。
お役にたつらな、どうぞお使い下さい。
控えめに書いたんです。
それでも・・・

ほんと、母のことはずっと頭痛の種で
どんだけ心の重荷だったか。。。
ここでは到底かけません。
八つ当たりは日常でしたが(これが辛かった)
それも減ったんです。

ですが中川社長、今!気づいたのですが

病んでるご本人だけでなく
その家族、周囲の方が
このジェラートのお陰で
精神的に楽になれる。。。

私がそうなので
他の方もそうなれるのでは、、、、と思いました。

本人もですが
そういった方を面倒みている方も
また大変なもの抱えます。

その負担が軽くなるわけです。

ジェラートを食べていただくことで。。。

私は食事しているときでさえ
常にパソコン(あまりできないのに)の前で
チャットやメールみながらなんですが

ジェラート食べる時だけは、なんでか無意識に
ジェラート食べることに集中していて
「ああ・・・美味しい。。幸せだわ」と
パソコンからも日常からも開放されています。

不思議です。』

ということでした。

 

ヴィーガン ジェラート

 

これは、作為のない話しですし、原文のままです。
何も書き換えておりません。

重度の糖尿病の方に、積極的に召し上がってくださいとは私の
立場で申し上げることはできません。

でも、心の薬になっているということが確認できたことは
私にとって大きな喜びです。

私が作りたいのは、その辺にあるようなお菓子ではありません。
ただ、安心安全を謳うだけの、月並みなものでもないのです。

 

もしかしたら、>>当店のジェラートで痩せる
という以前にいただいたお声も、
このようなところにも秘密があったのかもしれません。

この記事を書いた人

プレマ株式会社 代表取締役
ビーガンジェラートマエストロ

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士、電気工事士(2種)、健康不動産株式会社 代表取締役、電磁波環境測定対策士組合長。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

びんちょうたんコム

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士、電気工事士(2種)、健康不動産株式会社 代表取締役、電磁波環境測定対策士組合長。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

電磁波環境測定士協会理事長。電磁波対策だけしかしない第二種電気工事士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

坂井歩

坂井歩 (さかい あゆみ)

ひとたびハマると、どっぷり浸かってしまう根っからのオタク気質。恐竜、日本史、きのこ、首都、絵本、百人一首……子どもの成長にともない、その無駄な知識をひけらかしては喜ぶ毎日。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。普段はおっとり型なのに、考えるより先に見切り発車で行動してしまい後から困ることも多々。犬と中学生との二人と一匹暮らし。

中川愛

中川愛 (なかがわあい)

1996年、インド生まれ。帰国後は男の子と外を駆け回る活発な幼少期を過ごす。小学4年から中学までをかつやま子どもの村小中学校で、高校はきのくに国際高等専修学校で充実した学校生活を送る。立命館大学を卒業後、母校のかつやま子どもの村小中学校で教員を務め、2022年プレマ株式会社に入社。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。

内田光香

内田光香 (うちだ みか)

編集職を経て、2021年入社。生まれた時から数多くの土地で暮らし、各国を旅した経験から、そこだけの「人・もの・文化」の魅力を伝えるのがライフワーク。
おいしいヴィーガン料理を愛する食いしん坊。野菜ぎらいな小学生の娘と二人暮らし。

十二村英里

十二村英里 (じゅうにむらえり)

プレマルシェ・スタジオ中目黒でイベント運営や展示販売などを担当。2021年に待望の第一子を妊娠し、翌年に無事出産。新米ママとして育児と仕事に奮闘する日々。

鈴木 啓子

鈴木 啓子 (すずき けいこ)

現代の忙しい女性たちに、米ぬかと大豆の自社製品を使った簡単で美味しいレシピや食材をまるごと食べる一物全体の大切さをイベントや講座で伝えています。

松本春菜

松本春菜 (まつもとはるな)

ジェンダーフリーの長男と、ラガーマンの次男を育てる2児のシングルマザー。子どもたちも大きくなり、子育てに余裕が出てきたのでいろいろなことに興味津々。

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ゆうこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。