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Web・多事争論@中川信男

ざくろジュースの旅

投稿日: 2023年9月9日 更新日:

野暮用がありまして、しばらくマレーシアにおりました。

最近、約25年探し求めた「めちゃくちゃおいしいオーガニックざくろジュース」を販売開始したのですが、初回輸入在庫はもうほとんどなくなってしまい、皆さんお目が高いと思っているところです。

そんな折のアジア渡航でしたので、街角の生ジュースやさんで、ざくろジュースを頼んでみました。

ちゃんと生搾りしてくれるので嬉しいのですが、オーガニックというわけではありません。このジュース一杯、25リンギット。両替手数料などを入れますと、およそ900円!

もう、日本円はヤバいところまで来ていますが、マレーシアで何を食べても何をしても、日本より一回り高い印象です。日本人が移住したい国ナンバーワンの座をずっとキープしているマレーシアなのですが、その理由が「物価が安くて食べ物がおいしい。気候も穏やかで英語も通じる。」ということだったのですが、その「物価が安くて」の部分はすっかり消失してしまいました。

さて、このざくろジュース、お味のほうは渋みが強くて決しておいしいとはいえませんでした。氷が入っている他に加水してあるのか、全体に薄口になっていますし、そういう意味では少し残念でしたが、生が飲めるのは日本では難しいことなので、それはそれで堪能した次第です。

このあと、食事をしていつものように街を徘徊していましたら、こじゃれたジェラート屋さんを見つけました。これもいつものことなのですが、私は事前にネットの評価などは見ずに、入って食べ始めてからGoogleマップの評価を確認します。先入観は何をするにしてもじゃまだと思っているからです。

こちら、2フレーバーで25リンギット。ざくろと同じです。これならプレマルシェとほとんど変わりませんね。むしろ、プレマルシェのほうが安いです。

あとでネットの評価を確認すると、4超えでしたから、それは納得です。とくに下に潜んでいるパッションフルーツだけのソルベは日本では素材が高すぎて堪能できませんから、そういう意味ではお値打ちで、東南アジアだから楽しめる味でした。

 

しかし、もう、日本円、ヤバいですね。最近までワクチン摂取制限のあった米国にはコロナ後渡航できていないのですが、欧州やアジアをまたちょこちょこうろうろするようになって、日本がここまで安くなってしまっていると、ほんとうに厳しいです。着いた初日は雨が降っていたこともあって出るのが面倒くさく、何も考えずにホテルで手頃そうな天ぷら定食を頼んでカードで会計したら、明細書の金額が日本円表記で6000円ちょっとでした・・・。もちろん味はなんともいえない感じで、その上エアコンが強すぎて震え上がりながら、日本ならいいところ1000円までの天ぷら定食に6000円も払ってしまい、財布も身体も冷え冷えしました。

こんなむちゃくちゃな円安下なのですが、私たちは恐ろしく安くオーガニックざくろジュースをご提供しています。マレーシアの路上のジュースカウンター価格レベルです。

駐日大使が有名なジョージア国のざくろです。詳しくは以下のページを見ていただくとわかるのですが、ほんとうにおいしいんです。もうすぐ欠品してしまい、次の船便到着は11月以降になってしまいそうですが、「プレマには安くておいしいオーガニックのざくろジュースがある」とご記憶ください。欠品していたらほんとうに申し訳ありません。

この記事を書いた人

プレマ株式会社 代表取締役
ビーガンジェラートマエストロ

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士、電気工事士(2種)、健康不動産株式会社 代表取締役、電磁波環境測定対策士組合長。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

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GEORGIA’S NATURAL オーガニックざくろジュース

私はプレマの創業前、前職のくすりやの時代にざくろの可能性を知りました。

「薬を売らない薬屋を作る」という課せられたミッションを達成するために、古今東西の有用な素材を集めていた中での出来事です。

店頭に立って女性が直面するさまざまな悩みに耳を傾けているうちに、当時はまだ全く売られていなかった布ナプキンと出会い、「ネットで布ナプキンを買うのならプレマ一択」という時代もありました。

女性特有の悩みがある。

朝からいまいち。

もっと笑顔でいたい。

そんな声をたくさん聞いていたからです。

今は、ざくろも布ナプキンもどこでも買うことができるようになりましたが、「その質」ということになると、玉石混交であることもまた事実です。

そんな中、東南アジアではざくろの露店で搾られるフレッシュジュースがあれば味見をし、その後もここかしこのお店で見つければ買っては飲みました。

残念なことに日本で手に入る大半のざくろジュースは濃縮果汁の還元か、非有機の品で、ざくろが本来持つポテンシャルを備えているとは言えない状況が長く続きました。

それにも関わらず、異常に高い品物も流通しています。

国際貿易を始めてからも、さまざまな産地からざくろジュースを取り寄せて検討してきましたが、今回ご提案するこの品を超えるものには出会うことはありませんでした。

それは思いもよらない場所からやってきました。ジョージアです。

アメリカのジョージア州ではありません。独立国家としてのジョージアです。

私の味覚と感覚が狂っていなければ、この品は日本で現時点で手に入るどのざくろジュースよりもおいしく、また本来の実力を備えています。

25年以上の時間を経て、出会った逸品です。

ぜひ、ほんとうのあなたを思い出すための一品に加えてください。

オーガニックざくろジュースを見てみる>>

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士、電気工事士(2種)、健康不動産株式会社 代表取締役、電磁波環境測定対策士組合長。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

電磁波環境測定士協会理事長。電磁波対策だけしかしない第二種電気工事士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

坂井歩

坂井歩 (さかい あゆみ)

ひとたびハマると、どっぷり浸かってしまう根っからのオタク気質。恐竜、日本史、きのこ、首都、絵本、百人一首……子どもの成長にともない、その無駄な知識をひけらかしては喜ぶ毎日。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。普段はおっとり型なのに、考えるより先に見切り発車で行動してしまい後から困ることも多々。犬と中学生との二人と一匹暮らし。

中川愛

中川愛 (なかがわあい)

1996年、インド生まれ。帰国後は男の子と外を駆け回る活発な幼少期を過ごす。小学4年から中学までをかつやま子どもの村小中学校で、高校はきのくに国際高等専修学校で充実した学校生活を送る。立命館大学を卒業後、母校のかつやま子どもの村小中学校で教員を務め、2022年プレマ株式会社に入社。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。

内田光香

内田光香 (うちだ みか)

編集職を経て、2021年入社。生まれた時から数多くの土地で暮らし、各国を旅した経験から、そこだけの「人・もの・文化」の魅力を伝えるのがライフワーク。
おいしいヴィーガン料理を愛する食いしん坊。野菜ぎらいな小学生の娘と二人暮らし。

十二村英里

十二村英里 (じゅうにむらえり)

プレマルシェ・スタジオ中目黒でイベント運営や展示販売などを担当。2021年に待望の第一子を妊娠し、翌年に無事出産。新米ママとして育児と仕事に奮闘する日々。

鈴木 啓子

鈴木 啓子 (すずき けいこ)

現代の忙しい女性たちに、米ぬかと大豆の自社製品を使った簡単で美味しいレシピや食材をまるごと食べる一物全体の大切さをイベントや講座で伝えています。

松本春菜

松本春菜 (まつもとはるな)

ジェンダーフリーの長男と、ラガーマンの次男を育てる2児のシングルマザー。子どもたちも大きくなり、子育てに余裕が出てきたのでいろいろなことに興味津々。

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ゆうこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。