野暮用がありまして、しばらくマレーシアにおりました。
最近、約25年探し求めた「めちゃくちゃおいしいオーガニックざくろジュース」を販売開始したのですが、初回輸入在庫はもうほとんどなくなってしまい、皆さんお目が高いと思っているところです。
そんな折のアジア渡航でしたので、街角の生ジュースやさんで、ざくろジュースを頼んでみました。
ちゃんと生搾りしてくれるので嬉しいのですが、オーガニックというわけではありません。このジュース一杯、25リンギット。両替手数料などを入れますと、およそ900円!
もう、日本円はヤバいところまで来ていますが、マレーシアで何を食べても何をしても、日本より一回り高い印象です。日本人が移住したい国ナンバーワンの座をずっとキープしているマレーシアなのですが、その理由が「物価が安くて食べ物がおいしい。気候も穏やかで英語も通じる。」ということだったのですが、その「物価が安くて」の部分はすっかり消失してしまいました。
さて、このざくろジュース、お味のほうは渋みが強くて決しておいしいとはいえませんでした。氷が入っている他に加水してあるのか、全体に薄口になっていますし、そういう意味では少し残念でしたが、生が飲めるのは日本では難しいことなので、それはそれで堪能した次第です。
このあと、食事をしていつものように街を徘徊していましたら、こじゃれたジェラート屋さんを見つけました。これもいつものことなのですが、私は事前にネットの評価などは見ずに、入って食べ始めてからGoogleマップの評価を確認します。先入観は何をするにしてもじゃまだと思っているからです。
こちら、2フレーバーで25リンギット。ざくろと同じです。これならプレマルシェとほとんど変わりませんね。むしろ、プレマルシェのほうが安いです。
あとでネットの評価を確認すると、4超えでしたから、それは納得です。とくに下に潜んでいるパッションフルーツだけのソルベは日本では素材が高すぎて堪能できませんから、そういう意味ではお値打ちで、東南アジアだから楽しめる味でした。
しかし、もう、日本円、ヤバいですね。最近までワクチン摂取制限のあった米国にはコロナ後渡航できていないのですが、欧州やアジアをまたちょこちょこうろうろするようになって、日本がここまで安くなってしまっていると、ほんとうに厳しいです。着いた初日は雨が降っていたこともあって出るのが面倒くさく、何も考えずにホテルで手頃そうな天ぷら定食を頼んでカードで会計したら、明細書の金額が日本円表記で6000円ちょっとでした・・・。もちろん味はなんともいえない感じで、その上エアコンが強すぎて震え上がりながら、日本ならいいところ1000円までの天ぷら定食に6000円も払ってしまい、財布も身体も冷え冷えしました。
こんなむちゃくちゃな円安下なのですが、私たちは恐ろしく安くオーガニックざくろジュースをご提供しています。マレーシアの路上のジュースカウンター価格レベルです。
駐日大使が有名なジョージア国のざくろです。詳しくは以下のページを見ていただくとわかるのですが、ほんとうにおいしいんです。もうすぐ欠品してしまい、次の船便到着は11月以降になってしまいそうですが、「プレマには安くておいしいオーガニックのざくろジュースがある」とご記憶ください。欠品していたらほんとうに申し訳ありません。