4月も終わりに近づき、
そわそわと落ち着かなかった雰囲気が
ようやく落ち着いてきましたね。
入社1ヶ月目の内田です。
帯状疱疹という冴えない体調で始まった新生活でしたが、
入社してから、あれこれと身体によさそうなことを試みるうちに、
体調はみるみる回復してきました。
なにせ、ぼーっとしていたとしても(してませんが笑)
健康に関する情報なら向こうからやってきてくれる職場です。
即効性があるものばかりではありませんが、
口にするもの、身につけるもの、ふれるもの、つきあう人が変わると、
自然と心身の状態は変わってくるものだなぁと実感しています。
さて今回は、すでにトレンドになっている植物性ミルクに目を向けてみました。
きっかけは、初めて見た時、その可愛らしいパッケージで
思わず手に取ってしまった「エコミル」。
しかも、アーモンド、ココナッツ、ヘーゼルナッツ、タイガーナッツ、
カシューナッツ、オーツ麦、スペルト小麦と、
こんなにも種類が選べるなんて!!!
乳製品を摂らなくなってから、
いつも”おいしい植物性ミルク”を探し求めてきた私にとって、
これだけ選択肢があること自体、夢のようなんです。
健康上の理由で牛乳を摂らないようにしている方たちも
同じ経験をされているかと思いますが、
これまで、「植物性ミルクを気軽に入手すること」は
なかなか難しかったんですよね・・・
2~3年前までは「豆乳」だけでしたね。
それも、スタバなど一部のカフェを除いて、外食で選べることはほとんどなかったです。
今では、どこのカフェでも豆乳のオプションが浸透してきて便利になりました。
豆乳ヨーグルトや豆乳を使ったアイスクリームなどもスーパーに並ぶようになり、
豆乳はすっかり牛乳の代用品として定着していますよね。
ですが、豆乳って、何にでも合うわけではないんですよね・・・
特にコーヒーは、豆乳を入れた瞬間、
コーヒーの味が台無しになってしまう気がしています。
豆乳のえぐみや豆臭さがコーヒーと合わないのでしょうか。
ミルキーなものを飲みたい時はしかたなくソイラテを飲んでいましたが、
正直、コーヒーのおいしさと豆乳は両立しないなぁと思っていました。
お菓子作りでも、豆乳カスタードや豆乳プリンなどは豆乳が強く主張してくるし、
ただでさえ豆腐や納豆を食べているので、さらに豆乳を多用すると、
身体から「もういいわ」と”飽き”が出てきてしまうことも。
そこで、豆乳以外のミルクを求めて、
旅先で食べたココナッツミルクベースのアイスクリームを再現しようと試みたり
(缶のココナツミルクではとうてい再現できませんでした・・・)、
アーモンドミルクやカシューミルクを手作りしたり。
確かにナッツミルクは手作りがいちばん美味しいのですが、
「生のナッツを浸水して」→「ブレンダーで回して」→「漉して・絞って」
→「後片付け」ができるのは、時間と気持ちの余裕がある時だけで、
常備するにはハードルが高いんですね・・・
ある時、完全無添加のイタリア産のアーモンドミルクを
売っているお店を見つけて、まとめ買いしてたこともありました。
1本700円(1000ml)と牛乳よりお高めだとしても、
作る手間を考えるとありがたかったです。
最近は身近なスーパーやコンビニでもアーモンドミルクなど
ナッツミルクの市販品を見かけるようになりましたね。
ただ、原材料を見ると、砂糖や乳化剤などの添加物が入っていることが多くて、
「植物性」ということには納得できても、
飲んだあと後味が悪いだろうなと思うと手が伸びなかったのです。
こう書いてみると、本当にいろいろ試してきたんだなと思いますが、
なかなか「納得できるオプション」には辿りつけなかったということで・・・
前置きが長くなりましたが、試してみました。
エコミルの、今回は「オーツミルク」です!!!
ナッツミルクはすでに試していたので、
初めて、穀物ミルクを選んでみました。
常備しやすいパウダータイプです。
開封すると、ふわっと甘い香りが漂います。
初めは、ポタージュスープやディップにも使えるかなと考えていたのですが、
思った以上に甘い香りがしたので、これはおやつやドリンクに向いてそうだなと思いました。
個人的に、コーヒーに混ぜるとしたら
バニラ香料の入っていないナッツミルクやヘンプミルクのほうが好きかな・・・
水で溶いてみると、やはり穀物らしい色味で、
牛乳よりもとろみのあるミルクができました。
濃度は水の量で調節できますね。
そのまま飲むより、この甘い香りをいかして、
材料として何かに混ぜてみよう!
ということで、まず作ったのは「チョコスムージー」です。
オーツミルクに、カカオパウダー、水、メープルシロップ、デーツペーストを入れて攪拌し、カカオニブをトッピングしました。
これが、美味しい!
オーツミルクの風味が生きて、味わいに深みが出ています。
娘に味見をさせたら、すぐに持っていかれて全部飲まれてしまいました・・・
続いてフルーツ系はどうだろうということで、「いちごスムージー」。
これは、好みが分かれると思いますが、
穀物感といちごの酸味がそれほど合わないかな?と。
マンゴーやバナナなど、甘みの強い果物なら合うかもしれません。
飲んでいるうちに、これはパンケーキに合うかも!と思い、
翌日の朝食に作ってみました。
思ったとおり、バニラエッセンスなど入れなくとも、
このオーツミルクを入れるだけでお菓子風な仕上がりになります!
ただし、マルトデキストリンが入っているので、
入れすぎるとべちゃっとなりやすいと思います。
エコミルのように、植物性ミルクでこれだけのバリエーションがあると、
このミルクはこれに・・・というふうに、料理に幅広く使えそうですね。
今、植物性ミルクが浸透してきたとはいえ、
一般的にはミルクといえば、まだ牛乳なんだと思うのです。
特にそれを感じるのは、いまだに毎食牛乳を出している学校給食です。
学校によりますが、娘の学校では毎回全部飲んだかを先生がチェックするそうです・・・
全部飲んだら「合格」をもらえます。
大人の事情があるにしても、牛乳って体質に合う合わないがあると思うのです。
私は、小学校時代に給食で出される牛乳(加工乳でした)を飲めなくて、
苦い思い出があります・・・
はるか昔から滋養豊富な食品として重宝されてきた牛乳ですが、
今や、牛乳の良し悪しは本当に人それぞれだと思います。
植物性ミルクの栄養や健康面のメリットを知れば、
ミルクは牛乳じゃなくてもいい、という人が増えるかもしれませんね。
牛乳も、それ以外のミルクも、
もっと自由に、自分の好きなミルクを選べる社会になるといいなぁ!
と思っています。