我が家の台所で、キラリと存在感を放つ
森修焼のプレマオリジナルぬか漬け容器
「有用微生物のハーモニー」。
狭い台所ゆえ、容量4700cc/2.6kgの存在感は
すごいものがありますが、圧迫感どころか
むしろ優しい雰囲気を放って佇んでいる印象です。
手に入れて以来、「早くぬか漬けを」と思いながらも、
冷蔵庫には入らないし、常温でやるなら涼しくなってから、
と延ばし延ばしにしていました。
初夏には梅ジュース作りを試してみたのですが、
室温が暑すぎたのか、殺菌が足りなかったのか、
漬けて10日後にカビが生えているのを発見。
残念ながら失敗に終わっていました……。
今年に入り、いよいよやるぞ!と決意。
ぬか床をイチから作るのはハードルが高いので、
届いた時から漬けられるタイプのものを購入しました。
たしぬかも用意し、さっそくチャレンジ。
最初の混ぜ混ぜは、娘も参加。
子どもはやはり手で何かするのが好きなんですね、
ぬか床をさわるのも楽しそうでした。
最初は、きゅうりやニンジンの余りや
キャベツの切れ端などを試し漬けし、
昆布や干しいたけなども入れておきました。
3回目ぐらいから本格的に食べる用の
漬け込みをスタート。
じつは少し前に、発酵食品に関するワークショップに参加しました。
そこで初めて、目に見えないけど身の回りに膨大な数で存在する、
微生物たちに目を向けたのです。
美味しくて保存可能な食べ物を作るための人類の知恵であり、
その土地ごとの微生物の個性がその土地の食文化を育んできたこと。
地球上の生物種23系統のうち21系統が微生物だそうです。
地球って微生物の惑星なんですね!
味噌や醤油、甘酒、チョコレート、ヨーグルト、キムチetc.
こんなにも日々発酵食品にお世話になっているのに、
麹菌が日本特有の発酵菌だということすら知らなかった。
面白いなぁと思い、発酵に関することをいろいろ調べ始めました。
微生物と仲良くすることのメリットはたくさん。
お腹の循環をいい感じに保つにはもちろん、
日々働いてくれている身体への最高の贈り物は、
良質な発酵食品かもしれません。
良質な発酵に欠かせないのは、元気な微生物たち。
森修焼の容器に期待できることは、
微生物が元気に活動してくれそうだ、ということですね。
フタの裏にデザインされた「ありがとう」の文字を目にするたび、
ぬか床の微生物たちや、自分の体のなかの微生物たちに、
温かい気持ちがわいてきます。
なにより、本当に美味しい!
発酵は発酵のプロセスがいちばん楽しいんですね。
状態が日々変化するし、育てている感覚があるので
どんどん愛おしくなってきます。
約10日後のぬか床。ふかふかで、甘酸っぱい良いにおいがします。
できたぬか漬けは森修焼の保存容器で保存。
ダブルの森修焼パワーで大満足!
微生物と仲良くするために最初に始めたのがぬか漬けですが、
今はザワークラウトや植物性チーズも、実験中です。
これからも森修焼で発酵のあれこれを楽しみたいと思います。