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プレマシャンティは、愛の新しいかたちです

投稿日: 2018年4月16日 更新日:

プレマシャンティ開発チーム 横山です。
「100年ごはん」という映画を見に行きました。

上映会が各地で開催されていたためご存知の方も
少なくないと思いますが、この映画は、2010年に立ち上がった
「臼杵市土づくりセンター」を軸に、大分県臼杵市が町をあげて、
暮らしたい未来を市民が能動的に再構築しようとする
取り組みのものがたりです。

草木類を主原料にした完熟たい肥をつくるセンターを中心に、
土づくりから取り組む農業の原点にかえる人々の姿と、
そこから得た農産物の普及に尽力する人々の、4年間の想いが、
今の臼杵市を繋ぎ合わさって、フィルムが終わります。

丁度、この上映会と前後して、
お客様からあるお声を頂いていました。

「プレマさんは最近、自然農法の商品が減りましたよね。」

世界中から新しい子たちがどんどん集まる中で、
確かに自然農法の割合はさがっているのかもしれません。

けれど、プレマシャンティには「自然農法」に繋がる子たちが、
全体の3割近く含まれています。
300近い仲間のうちの100が、該当します。

化学肥料不使用、化学合成農薬不使用とあるのが、目印です。
また「無為自然」や「一陽来復」とあるものも、同じです。

プレマシャンティは、自然農法だからではなく、
その作り手が好ましいので、交流を求めます。
この方と仕事がしたいから、彼らの作品を預かります。

人物ありきで始まった交流には、「規格」は必要ありませんが、
人物が見えない「取引」には、規格や契約がなければ、
どこかにいつも、不安が漂います。

自然農法という概念には、有機JASのような「規格」がありません。
従って、各地で活動する方々は、それぞれの想いに沿った
個々の「自然農法」の基準をつくっておられます。

大きな団体は、自己基準に沿った認証制度を持っている反面、
数人のグループで学びを重ね、独自の農法を確立した人たちは、
認証制度を持ちません。

そして彼ら個々が持つ基準全てに共通する「基準」や、
作り手と私たち消費者の間に共有できる「基準」は、
残念ながら、自然農法には存在しません。

それゆえに比較的、一般的にわかりやすい表現を求められます。
「化学肥料不使用」や「化学合成農薬不使用」という
言葉の選択が、それにあたります。

基準や規格を好意的に定義すると、共通言語です。
日本語でいうところの、「標準語」に類します。

「自然農法」という言葉は、ある意味、「標準語」から外れた、
翻訳が必要な言葉ですから、「共通語」に近い単語と、
表現が求められています。

翻って、有機という言葉。
こちらは「有機JAS認証」という規格、つまり標準語に引っ張られ、
「有機=有機JAS」と錯覚する方も少なくありません。

有機とは、無機質ではないということです。
そして、生命力を宿しているということです。

臼杵市は、「有機の里」づくりを目指していますが、
臼杵の農産物が、一律に有機JAS認証の取得を
目指している訳ではありません。

臼杵の有機は、「自然との共生」です。
自然との共生は、自然との調和を意味し、「規格」が定める
狭い言葉の枠を越えた、より広い概念を持っています。

農林水産省の指導では、自然農法とは何かを定義して、
自社基準をつくってしまえば、「自然農法」と記載しても
構わないのだそうです。

弊社は弊社の「解釈」を提示してはいますが、
日本各地で、自然と共生し土を耕す人々が個々に持つ
全ての解釈を含有し、プレマシャンティとして提示出来るほどの、
より大きな解釈が必要なのかどうか、考えあぐねています。

各地の作り手を巡ればその分、お話をすればその分、
自然は流動的で、私たちの技術も流動的で、解釈もまた
常に変化することを、肌で感じてしまうからです。

「100年ごはん」は、プレマシャンティのテーマでもあります。

食卓の献立が変わっても、材料となる調味料の作り方や、
農産物の育て方は、100年後も繋がっていて欲しい。

100年後の食卓に、届けたいものを考えたとき、
そこには恐らく、「有機JAS」のような規格を越えた、
「標準語」の解釈だけにはとどまらない、それぞれの個性が
しっかりと残った品々になるのではないかと思います。

大切な仲間で大先輩、サンスマイルの素敵なあれこれ

この記事を書いた人

プレマシャンティ開発担当。料理人
横山奈保 (よこやま なほ)

日本生まれ、海外育ち。
肉体の極限を追い求める競技者として育ち、肉体と食、食と精神、精神と肉体の関係を知る。現プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。 ビーガンジェラートマエストロ 2018年イタリアジェラート協会(SIGA)開催の国際コンテストでダブル受賞

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。 現 プレマ株式会社取締役

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

1級電磁波測定士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ともこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

林美緒

林美緒 (はやしみお)

2017年入社。プロモーションセクション プロモーター。
プレマルシェ・ジェラテリア 店長。
興味のあることは、考える前にとりあえず行動。
最近のマイブームは、ランニングと自己流の筋トレ。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。
典型的なO型と言われます。考えるより先に行動してしまい後から困ることも多々。犬と小学生との世話に明け暮れる日々です。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。