生産者たちの共通する想い – プレマのほんもの発掘ブログ 「これ、すごいんですよ!」

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料理人がみる世界

生産者たちの共通する想い

投稿日: 2017年11月4日 更新日:

開発チーム横山です。

国内から国外へ、そして国内でも東奔西走で

フットマイレージを積み重ねる毎日です。

フードマイレージは少ない方が良いですが、

開発チームに限っては、フットマイレージを重ねるほど、

生産者とのご縁が深くなり、新しいご縁も生まれます。

取引先と顔を合わせ、体温を感じながらお話をする中で、

生まれるアイデアも、少なくはないのです。

福岡への旅の目的は、「有機マッチングフェア」。

有機で農業を営む生産者と、我々のような流通販売者とを

繋ぎ合わせる機会が、有機マッチングフェアです。

5年目の開催となる2015年は、北海道、福岡、

東京の3カ所を、順に巡って開催されました。

各会場とも、生産者は20~30程と多くはないですが、

マッチングフェアをきっかけに、土産物に繋がったり、

輸出が決まったりと、商談や立ち話で交換した情報で、

大きく伸びた生産者もいれば、生産者仲間の紹介で、

新しい商品の企画販売に繋がった販売者もいます。

生産者の減少や、収穫の激減ばかりが耳に入る昨今。

マッチングフェアで出会った新しい、若手の生産者の力や、

以前からお付き合いのある古参の生産者との会話は、

わずかに緑の、心地の良い風を吹き込んでくれました。

小粒だけれど、枝が折れそうにたわわに実ったという

有機ミカンの生産者。

沖縄に移住し、作付面積を増やそうと、

モリンガの栽培を続けるご夫婦。

熊本の山間部で、村おこしに農業を始めた青年たち。

昨年比150パーセントの収穫だったという、梅生産者。

1キロ5千円のお米を販売する、自然栽培農家。

栽培する作物や、商品はそれぞれ。

農法も、農業に対する考え方もそれぞれですが、

ひとつだけ共通する想いがありました。

それは、「農業で、正当な収入をえること」です。

化学合成した農業資材を使わない農業は、

時間と手間がかかります。

手間と時価をかけた分、相当する対価が得られるかというと、

決してそうではありません。

彼らの収入は、当然、出来高によって制約を受けます。

生産物の量と質が、商品作物の価格を決めます。

けれどもそれ以上に、市場価格によって制約を受けます。

お話をする機会があった青年が云いました。

「何をつくったらいいのかを、教えてほしい。」

「買ってもらえる農産物を、作ります。」

販売者を探しながら、試行錯誤して続ける農業は、

決して楽ではないし、続かない。

そんな声が、どこからともなく聞こえていました。

販売が決まった生産物を、顔の見える消費者に向けて

育て続ける農業と、顔の見える生産者が育てた野菜を、

日々食べ続ける消費行動は、表裏一体です。

近隣で有機農業を続ける人々を、年間のシェアを購入し、

支えるシステムが、欧米で採用され始めています。

有機農家は、事前に運営資金を手に入れ、

消費者は、収穫期には毎週、何らかの農産物を、

対価として受け取ることが出来ます。

日本でも、加工品をつくるために、農園と契約をし、

収穫物を買い取る方法は、珍しくありません。

豆腐や日本酒、みそなど、思いつく商品は多々あります。

その考え方を少しひねって、生鮮野菜を育てる生産者と、

消費者が、お互いを支えあうシステムがつくれないかと、

考えています。

彼らのような次の世代を担う、新しい有機生産者たちと、

命の通った野菜を食べたいと願う消費者が、

お互いの顔を見ながら、暮らしていけないかと思うのです。

プレマシャンティでも、新しい商品が続々と登場しています。

お客様全員と一緒に、生産者の訪問は難しいですが、

いつか生産者とお客様が、顔をあわせて暮らせればと願います。

その「いつか」が来るまでは、私たち開発チームが、

生産者とお客様とお話をし、皆がそれぞれの想いに沿った

暮らしができるよう尽力できればと、切に願っています。

 

材料からすべて、作り手の顔が見える、「萬福精進白だし」

この記事を書いた人

プレマシャンティ開発担当。料理人
横山奈保 (よこやま なほ)

日本生まれ、海外育ち。
肉体の極限を追い求める競技者として育ち、肉体と食、食と精神、精神と肉体の関係を知る。現プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

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植物性のUMAMIを凝縮、上品な味わいの「萬福精進白だし」

北海道産の真昆布と九州産の原木乾しいたけをベースに、釜で丁寧に煮出してとっただしに、小麦だけで仕上げた発酵調味料「足助仕込三河しろたまり」ともち米と焼酎だけで仕込んだ「三州三河みりん」、伝統の塩「海の精」を合わせた風味豊かな白だしです。砂糖のかわりに、天日に干した切干大根を加えたら、滋味深い自然な甘みと奥行きのある味に仕上がりました。

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。 ビーガンジェラートマエストロ 2018年イタリアジェラート協会(SIGA)開催の国際コンテストでダブル受賞

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。 現 プレマ株式会社取締役

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

1級電磁波測定士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。

上ヶ谷友理

上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

堂尻友子

堂尻友子 (どうじり ともこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

林美緒

林美緒 (はやしみお)

2017年入社。プロモーションセクション プロモーター。
プレマルシェ・ジェラテリア 店長。
興味のあることは、考える前にとりあえず行動。
最近のマイブームは、ランニングと自己流の筋トレ。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。
典型的なO型と言われます。考えるより先に行動してしまい後から困ることも多々。犬と小学生との世話に明け暮れる日々です。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。