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料理人がみる世界

「立春大吉」、 春にスッキリしませんか。

投稿日: 2018年2月1日 更新日:

まだまだ寒さが気になる2月ですが、節分の翌日、立春をもって暦の上では春が始まり、新しい1年も始まります。
春分には、禅寺の門前に「立春大吉」と書かれたお札を目にすることがあるかも知れません。
この札を貼ると一年間災難にあわない厄除けのお札ともいわれますが、縦に書くと左右対称になることから、入り口が曖昧となり災厄が迷い込まない(入り込まない)札ともいわれています。
1年の終わりである節分に豆まきをして厄を退け、その翌日には新しい1年に厄が来ないようにという願いを込めて、「立春大吉」の札を貼り付けたのかもしれません。
新年の訪れを知らせる節分は、年の切れ目であると同時に、寒さで収縮しきった大地の気が、上昇拡散に転じる転機でもあるといいます。

日々の営みに例えるなら、太陽が地平線から姿を表す瞬間でしょうか。そしてその翌日の「春分」は、朝日が地平線を茜に染める瞬間でしょう。
伝統中医学においては、四季の移り変わり、つまり環境の変化はひとの営みと無縁ではないと考えます。
冬の間耐え忍んだ植物が、春分を境に芽吹き始めるように、春はまたひとにとっても芽吹きの時期。芽吹きの時期は、体に溜め込んだ様々なものを、発散しやすい時期だともいえます。
また、伝統中医学の根底にある五行説によると、春は「肝」と呼応する季節でもあります。

ここでいう「肝」は、解剖学でいう「肝臓」とは異なりますが、「肝臓」が解毒の役割を担っていると考えると、満更無縁ではないのではないかとも感じます。
身体を温める為にしっかりと食べ、溜め込んできた冬場から一転、春は、徐々に活動量を増やし、溜め込んだものを消費しながら、より活動的な季節への助走期間。
布で全身を覆い隠していた季節は、もうそろそろ終わりになりますよ、準備をしてくださいね、という季節のお知らせの時期である立春を境に、食べ物の質を変えたり、食べる量を調整したりしながら、酸味や春野菜といった春の味を取り入れて、内側から季節の変化を取り入れてみませんか。
お洒落は、内側から。身体の手入れは普段の食事からはじまります。食べ物もファッションと同じように、一足早めに季節の変化を取り入れてみると、流行りの「インナービューティ」にも一歩踏み込めるかもしれません。

 

肝臓をいたわるインナービューティ

1. 少量、消化しやすいもの、腹八分目を心がける
2. なるべく自然に育った食物を、よく噛んで食べる
3. 早寝早起き、良質な睡眠をとる
4. 植物性、大豆食品、海草などを意識してとる
5. 動物性タンパクを意識して減らす

この記事を書いた人

プレマシャンティ開発担当。料理人
横山奈保 (よこやま なほ)

日本生まれ、海外育ち。
肉体の極限を追い求める競技者として育ち、肉体と食、食と精神、精神と肉体の関係を知る。現プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

京都市生まれ。
20代は山や武道、インドや東南アジア諸国で修行。3人の介護、5人の子育てを通じ、東西の自然療法に親しむ。 ただし、最新科学と医学の進化も否定せず、太古の叡智と近現代の知見、技術革新のバランスの取れた融合を目指す。
1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社 代表取締役。
2018、2019、2020年イタリアジェラート協会開催の世界大会で3年連続入賞。
宅地建物取引士、電気工事士(2種)、健康不動産株式会社 代表取締役、電磁波環境測定対策士組合長。
趣味はマリンスポーツ。脳内は基本、海か湖のことを考えている。

久野真希子

久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。

岸江治次

岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

横山奈保

横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

山崎美穂

山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

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上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

寺嶋康浩

寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

電磁波環境測定士協会理事長。電磁波対策だけしかしない第二種電気工事士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

坂井歩

坂井歩 (さかい あゆみ)

ひとたびハマると、どっぷり浸かってしまう根っからのオタク気質。恐竜、日本史、きのこ、首都、絵本、百人一首……子どもの成長にともない、その無駄な知識をひけらかしては喜ぶ毎日。

西村初美

西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。普段はおっとり型なのに、考えるより先に見切り発車で行動してしまい後から困ることも多々。犬と中学生との二人と一匹暮らし。

中川愛

中川愛 (なかがわあい)

1996年、インド生まれ。帰国後は男の子と外を駆け回る活発な幼少期を過ごす。小学4年から中学までをかつやま子どもの村小中学校で、高校はきのくに国際高等専修学校で充実した学校生活を送る。立命館大学を卒業後、母校のかつやま子どもの村小中学校で教員を務め、2022年プレマ株式会社に入社。

望月索

望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。

内田光香

内田光香 (うちだ みか)

編集職を経て、2021年入社。生まれた時から数多くの土地で暮らし、各国を旅した経験から、そこだけの「人・もの・文化」の魅力を伝えるのがライフワーク。
おいしいヴィーガン料理を愛する食いしん坊。野菜ぎらいな小学生の娘と二人暮らし。

十二村英里

十二村英里 (じゅうにむらえり)

プレマルシェ・スタジオ中目黒でイベント運営や展示販売などを担当。2021年に待望の第一子を妊娠し、翌年に無事出産。新米ママとして育児と仕事に奮闘する日々。

鈴木 啓子

鈴木 啓子 (すずき けいこ)

現代の忙しい女性たちに、米ぬかと大豆の自社製品を使った簡単で美味しいレシピや食材をまるごと食べる一物全体の大切さをイベントや講座で伝えています。

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松本春菜 (まつもとはるな)

ジェンダーフリーの長男と、ラガーマンの次男を育てる2児のシングルマザー。子どもたちも大きくなり、子育てに余裕が出てきたのでいろいろなことに興味津々。

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堂尻友子 (どうじり ゆうこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

城島淳子

城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

峰村東子

峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。