横山@チームプレマシャンティです。
青梅はまだですか?
ちらほらお問い合わせを頂く時期になりました。
毎年楽しみにして下さる方がいらっしゃるのは、私どももとても嬉しく、梅の送り手であるMOA自然農法吉野普及会の皆様の励みにもなっています。
毎年変わらず、命の通った食物をお届けできるようにと、日々を樹の手入れと土づくりに捧げておられる彼らですが、抗えないのが気候と自然の営みです。何が起きているのか?
昨年来 梅貧乏です。
不作の不作をなんとか押し切って、青梅を少量だした2018年。
結実が良く今年は好調だと蓋をあけたら、急転。
不作だった2019年。
2020年は、今年は梅漬けの分が辛うじて残るくらい。
もしかすると、梅干用も苦しいかもしれません。
果実は往々にして、一定の周期で、沢山 結実する年とそうでない年を繰り返します。梅も例外ではありません。ですが、この何年か、吉野の梅の結実が悪く、結実してもカメムシがついたり、遅霜で焼けて実が落ちたりと、災難が続いています。
例年、苦しい、どうしようといっていても、なんとかなってきたのに、今年ばかりは「どうもならん」。何とかしたくて、奈良近隣や和歌山を探ったものの、皆さまにお届けするだけの量を確保するには至らず。
残念ですが、今年は奈良県産の青梅はお届けが叶いません。
ただ、「青梅」を必要とされる方にお届けできる梅がないかと、
自然農法の梅園を当たっている最中です。
自然の為せる技。
こればかりはどうしようもないのです。
必要最低限 梅干分だけは、谷迫さんたちMOA自然農法吉野普及会の手元に残るよう祈りながらも、他にお願いできる果樹園を探すしかないのが、非常に口惜しくはあります。
家で過ごす時間が増え、通勤時間を手作りに充てる方が増える中、
らっきょうや梅漬けを始める方もいらっしゃると思います。
手をかけ育てられた作物を、更に手をかけ、愛情を込めて、食卓に運ぼうと準備中の方々に青梅をお届けできるよう方々探索しています。
青梅のご紹介まで、今しばらくお時間ください。