プレマシャンティ開発チーム 横山です。
早速ですが、表題のお知らせです。
「エネルギーが凄い!」と、熱いご支持を頂いている「旬の野菜ボックス」。
9月の第一回目 9日(水)以降に予定していたお届け便をお休みさせて頂きます。
ご紹介を始めて以来、毎回ご用命くださっていた方々も多く、
たった一度とはいえお届けできないのは大変残念です。
今回のお休みでがっかりされた方、申し訳ありません。
お休みの背景は、天候との兼ね合いです。
7月の長雨(豪雨)と低温に続き、高温で雨が少ない8月の影響で、
お野菜の価格が高騰しているのは、メディアで報道されているとおりです。
須賀さんの圃場では、多くの種類のお野菜を栽培されています。
年間をとおして、途切れないよう旬のお野菜を栽培し続ける工夫が、複数の圃場であり、季節にあわせた沢山の種類のお野菜の平行栽培であり、ひとつの種類の野菜の時期をずらした栽培であり、お野菜を育てる仲間たちであったりします。
ですが、それでも避けられない事態が起きました。
須賀さんから 緊急の連絡を頂く機会はあまりありませんが、
今回は下記のメッセージを頂きました。
9月9日に予定している野菜ボックスだけ、お休みできませんか。
今年の夏の野菜不足が影響して、厳しいです。
野菜不足で とおっしゃるので、何が起きているのかを知りたく問いかけたところ、9月の初旬にお届けしようと育てていた茄子が、7月の長雨で全滅してしまったとのこと。
出荷できるお野菜はあるけれど、「野菜ボックスにするには、見栄えが貧相」になってしまうので、お休みしたいとのご要望でした。
9月2回目 9月23日(水) 発送分は、予定どおりお届けです。
秋の身体を整える 初秋の旬のお野菜をお届けしますので、ご用命ください。
暑さにつかれた身体には、秋からも健やかに暮らす手助けが必要です。
須賀さんのお野菜、じわっと沁み込むエネルギーが素晴らしいですよ。
ここからは、私のつぶやきです。
文字ばかりなので読み飛ばして頂いても、結構です。
私にとって野菜ボックスの目的は、産地から・旬のお野菜を・エネルギーに満ちた状態でお届けすることです。
収穫したてのお野菜の味わいは格別で、それが自然農で、須賀さんであれば、最高!と信じているからこその「須賀さんの旬の野菜ボックス」なので、「発送できるのであれば、貧相であっても発送して欲しい」のですが、作り手が自信をもって発送できないといわれるものを無理にお願いするのは違うなあとも考えます。
同時に、ある程度の期待値が出来上がっている野菜ボックスなので、受け取る方ががっかりされるのも違うなあとも考えます。
その一方で、お届けの内容が貧相であろうが、それが今の圃場の状態なのであれば構わないのになあとも思います。
お野菜を育てておられる方々は、皆さん日々の積み重ねを怠ることはありません。
その姿は、どこかプロのスポーツ選手にも似ています。
大会や競技会で結果を出せるよう日々練習を重ねるプロアスリートと、「野菜や果物、穀物」などを「商品作物」を出荷するため植物と向き合う農家さん。
どちらも「結果」で判断されます。
結果には、鮮度や味はもちろんカタチも含まれます。
野菜ボックスにすると、開封したときの見た目の全体のバランスでも判断されます。
だから須賀さんの口から、「貧相」という言葉が出たのかな とも思います。
野菜たちがまるで子供のようなものだとしたら、お客様には喜びで迎え入れてほしいでしょうし、少しでも気がかりがあれば送り出せないのかもしれません。
愛情をこめ、細心の注意をはらって育まれたお野菜なので、多少見栄えがしなくても、お味やエネルギーは全くかわりはないのですが・・・。
環境も気候も変わりつつある昨今、育てる方々のご紹介や、圃場の在り方もさることながら、どんな状態でも「今の圃場」をお届けできるような雰囲気を作り出していけたらなあというのが、私の希望です。