プロモーションセクションの寺嶋です。
普段あまり意識をすることはありませんが、
私たちは「重力」という地球の中心へ向かう
目に見えない力の影響のなかで生きています。
この地球上で快適に生きていくためには、
重力を身体全体でしっかり受け止められる
骨格であることはとても重要です。
例えば、最近よく聞かれるようになった
ストレートネック。
パソコンに向かって前傾姿勢を続けることで
頸椎のS字カーブがまっすぐになってしまい、
肩や首のこりだけでなく頭痛など
さまざまな不調をもたらします。
成人の頭の重さは約 7-8kgあり
少しうつむくだけで頭の重さの
数倍の負荷がかかると云われており
身体全体を使って支えているのです。
では、座った状態ではどのように
身体を支えているものなのでしょうか。
ここでひとつ実験をしたいのですが、
椅子に座って上下の前歯をカチカチと
軽く鳴らしてみてください。
そして、足を組んだ状態、
つまり、骨盤を傾かせた状態で
同じように前歯をカチカチしてみると、
噛み合わせが変わっていることに
気づくかもしれません。
身体が重力に対して最適化しようと
瞬間的に反応することに驚きます。
植物が上へ上へと伸びていくためには
しっかりと張った根っこという土台が
必要なように、人の身体も土台が
しっかりすれば、自然と上へ上へと
伸びていきます。
それが自然の法則です。
座った状態での身体の土台は骨盤です。
骨盤が安定して立てば、背骨はしっかりと
骨盤の上に乗ります。
すると、背骨は重力を利用して
自然と上へ伸びていき、
気持ちも上向きになってきます。
以前、オーストラリアの研究機関が、
1時間座り続けると22分寿命が
縮まるという調査結果を出したという
衝撃的なニュースがありました。
日本人は1日平均約7時間も
座り続けているそうです。
その時間を
寿命を縮める時間にするのではなく、
心身を健康にする時間にしてもらいたい。
そんな想いで開発した椅子があります。
この椅子に座っている間、
重力を利用して
身体が最適化されていきます。
背筋が伸びて身体の重心が下がり、
上半身の力が抜けて、呼吸が深くなり、
身体全体がポカポカしてくるのを
感じるでしょう。
▼1時間座り続けると寿命が22分縮む?
座る時間が心身を健康にする
時間になる新禅チェア完成!
https://www.binchoutan.com/zen/index.html
今年は社会の土台が大きく揺らぎました。
それにより見えなかった不安が
目に見える形となって現れたように思います。
これまで座り続けていた社会の土台は、
すでに脚が壊れていた椅子(土台)だった
のかもしれませんね。