プレマシャンティ開発チームの花井です。
今回のおすすめは「伝承なたね油 粗しぼり」。
マクロビオティック料理では、油は胡麻油が基本で、
菜種油は、揚げ物の時に胡麻油と半々で混ぜて使うもので、
炒め物なんてことは考えたこともありませんでした。
揚げ油に使うと美味しいのに、炒め物に使うと
菜種油特有の風味に素材が負けてしまうのです。
ましてや焼き菓子や、製パンに使うなんてありえないことでした。
一度だけ圧搾法の菜種油で、マヨネーズを作ったことがありました。
けれど菜種の風味が強すぎて、煮ても焼いても食べられず、
泣く泣く廃棄したことがありました。
ところが、この「伝承なたね油」はそのような常識を覆し、
ピーナッツのような甘い香りがして、舐めても美味しいのです。
その秘密は、希少な国産菜種を天日干しして薪火焙煎、
圧搾して静置沈殿、上澄みを濾過しただけの、
まさしく搾ったまんまの粗しぼり。
なたね油を使ってもいいなと、はじめて思った1品です。