昨年8月10日に退院後の15日深夜、生まれて初めて“めまい”を経験しました。
立ちくらみは若い頃に何度も経験したことがありますが、グルグル目が回る回転性のめまいは初めてでした。
布団から起き上がったり、寝返りを打った時に突然やってくるのです。
よく“目が回る”という表現をしますが、まさにそのとおり。
視界がグルグルグルグル回転するのです。
平衡感覚がなくなって、立っていられません。
幸い歩いている間は発症しなかったのでリハビリに通うことはできましたが、いつ発症しないとも限らないので、それ以外のことは何もできませんでした。
丸4日続きましたが、その辛さと言ったら骨折の比ではありません。
原因がよくわからないので困ったものです。
めまいが治まった8月20日のFacebookの投稿がこれ。
↓ ↓ ↓
Facebookの投稿を珍しく4日も休んでしまいました。
大腿骨を骨折した時だって毎日投稿していたのに、何があったかって?
実は、最後に投稿した15日の深夜、トイレで目が覚めて起き上がろうとしたところ、突然、目の前がグルグルグルグル回り始め、バランスが取れなくなってベッドに倒れ込んでしまったのです。
それ以降、寝たり、起きたり、場合によっては寝返りを打った時にも、同じようにグルグル目が回り、ベッドにバタッと倒れ、吐き気を我慢しながら10~20秒ジーっとしていると治まるのです。
こんな経験は初めてで、今度いつ起きるかわからない不安を常に抱え、なったら落ち込むし、吐き気で食欲はなくなるしで、その影響たるや骨折の比ではありませんでした。
ネットで調べると、ぴったりの症状がありました。
「良性発作性頭位めまい症」。
耳の奥の耳石がはがれて三半規管に入り込むことで平衡感覚を刺激して起きるようで、耳石がはがれる原因としては、
・加齢
・頭部外傷
・内耳の病気
・慢性中耳炎
・長時間横になっている(長期臥床)
があるそうです。
あてはまるのは最後の長期臥床。
実は、10日に退院する時には何ともなかったのに、病院から家に帰る時、入院時に使った松葉杖を手で持って帰るのが面倒だったので、一本杖の替わりに松葉杖を使って帰ったのです。
すると、家に着いてみると腰に痛みが・・・。
でも、寝る時と起きる時にちょっと痛むだけで、生活に支障はありませんでした。
ところが、日増しに痛みがひどくなり、まっすぐ起き上がれなくなって、目まいを発症する前の14日と15日は、ほぼ終日寝てばかりいたのです。
もちろん、手術して大量に出血したことや、加齢や、子供の頃から中耳炎を繰り返して耳が弱かったことも原因かもしれません。
幸い、ベッドの上だけの症状で、歩いたり腰掛けたりしている時には起きないので、ケガをすることはありませんが、ベッド以外で発作が起きたら大変なことになります。
ネットによれば、この症状は目まいを起こしてでも頭を動かして耳石を追い出したほうが改善するそうですが、吐き気を伴うので積極的にはできないものの、昨日あたりから症状が少しずつ和らぎ始め、きょうは朝からまだ一度も起きていません。
よくテレビのCMで「動悸、息切れ、目まいに・・・」と薬の宣伝をしていますが、目まいの中でもこの「良性発作性頭位めまい症」は一番多いらしく、皆さん、よく耐えているなぁと同じ症状の方を尊敬してしまいます。
だいぶ落ち着いてきたので、5日ぶりに投稿できるようになりました。
やれやれ・・・