プレマシャンティ開発チームの岸江です。
くず湯の、夏の楽しみ方はご存知でしたか?
おいしさだけでなく、体にも優しい本葛を使ったくず湯は、冬場に大人気です。
冬場しかないでしょうと思っておられるなら、必読です!
外気温が高くなる夏には、身体の生理機能は、熱を冷ます方向にシフトしています。身体が自分で冷やそうとしているのに、建物の中は冷房管理、飲み物は冷たいものばかり。こんな時に、冷房の効いた場所で氷やアイスを食べると、身体が一気に冷えてしまいます。
夏こそ、体を冷やしすぎない工夫が必要です。
冷葛湯は熱湯で作ったくず湯を、
冷蔵庫で冷やすだけで出来上がります。
冷やすとぷるんぷるんのゼリー状に、
凍らせるとシャーベットのような独特な食感。
やさしい甘さが口の中に広がり
細胞のほてりをゆっくり癒してくれます。
食欲の落ちる夏にくず湯の新しい食べ方で
夏バテせず乗り切りましょう。
冷やすとぷるんぷるんのゼリー状に 冷葛湯 プレマシャンティ「くわの葉葛湯」「れんこん葛湯」 「しょうが葛湯」
風邪のひき初めには「葛根湯」と云われるこの方剤は、葛根(かっこん)と他の6種の生薬がブレンドされたもので、身体の熱を上げること。
ぞくっとしたら葛根湯で体温をあげ、発汗させて解熱・風邪のもとを追い出そうというのが葛根湯の考え方です。
葛根(かっこん)には、発汗作用・鎮静作用があるとされていますので、ぞくっとした寒さだけでなく、冷えからくる肩こり等の緩和にも処方されることがあります。
民間療法では、胃腸の不良にも使われていたようです。生薬の葛根(かっこん)は、和菓子の葛や、食用として販売されているくず粉とは、似ても似つかない形状をしています。
粒状の葛根と真っ白な粉のくず粉は精製も異なりますが、どちらも葛の根からつくるもので、民間に普及していたのはどうやら後者の葛のでんぷんを精製したくず粉のようです。葛から精製したでんぷんを100%あつめたものを本くず粉と呼びます。
プレマシャンティでも、葛の根を絞りでんぷん質を精製した本くず粉をご紹介しています。
水や液体でなじませて火にかけると、とろみがつくのでお料理にも簡単なお菓子にも使い勝手がいい反面、丁度よいとろみを出す配合の割合が微妙という声もききます。
また使い慣れない方からは、面倒というお声もありますし、ガスなどの調理器具がない時には不便とも云われます。
面倒を省いて、湯沸かしポットしかないときでも、葛が頂けるようにと考えたのがプレマシャンティのくず湯です。
甜菜グラニュー糖なども入っていますし、100%葛でんぷんだけを使ったものではないですが、その分、食べやすく、調理の面倒がないように仕上がっています。
朝いちばんにお湯で溶いて、そのまま冷蔵庫や冷凍庫に入れて頂けば夏のおやつに。冷房で冷えた身体には、冬に頂くお湯で溶いた葛湯がベストではありますが・・・
真夏に外で汗をかいた後、冷たいおやつは快適!
たまに楽しむ冷たいおやつのレパートリーに、冷やした葛湯もオツなものです。
ひと手間かける時には、ぜひ くず粉もどうぞ。
夏のくずもち、ジュースで溶いた葛なども、お試しください。