経験して初めてわかりましたが、今にしてみれば出るまで何日でも待てばよかったのに、溜めるのが恐ろしくて3日目に浣腸の助けを借りたのが間違いの元でした。浣腸液によって腸内環境が変わってしまい、ますます出にくくなったようです。
便意はあるのに出ない。
いきんでも踏ん張っても出ない。
大腸の中をウンコが移動して肛門の近くまで来ているのがわかるのに出ない。
しまいにはいきみ過ぎて肛門が痛くなる。
痛いからウンコするのが憂鬱になる。
エアーウンコ、したことありますか?
やっと出た~!と看護師さんを呼んでオムツを外してもらうと
「何も出てませんよ~」
と言われてショックを受けたことが何度あったことか。
オシッコのほうは、3日目にカテーテルを外されてオムツの中に垂れ流しすることになり、不快を訴えると、4日目に看護師さんから「尿瓶(シビン)でできますか?」と聞かれ、「できます、できます!」と即答。
以後、尿意があるとオムツを外し、骨折箇所を捻らないように身体をやや横向きにして、シビンで快適にできるようになりました。
朝食は3日目から陰陽ライフの「玄米葛粥」か「小豆入り玄米葛粥」に「梅肉エキス入りねり梅」をかけていただいていますので、お腹にはいいはずなのに、マイナス要因が多すぎるのか、なかなか効果が現れません。
5日目にお見舞いにいただいた手作りのネギ味噌とゴマ塩のおかげで、6日目にしてようやく自然排便ができました。
自然排便といっても重力に逆らっているので、いきみながら30分ぐらいかけて排便しましたが、いきみ過ぎて肛門が痛くなり、いきめなくなりました。
8日目、便意があっても肛門が痛くていきめないので、看護師さんと相談し、また浣腸をすることになり、今度は大成功で、たっぷり出てスッキリ爽快!
でも、これで終わりではなく、まだまだ地獄の苦しみが続きます。