横道にそれてしまいましたが、話を入院生活に戻します。
2月9日に左足大腿骨頸部(足の付け根)の骨折を骨接合術で手術して、翌日からリハビリが始まりましたが、折れたところをボルトで固定して骨をくっつける手術なので、リハビリといっても折れたほうの足は一ヶ月は床につけられません。
看護師さんやヘルパーさんに付き添われ、折れていない右足だけで車椅子に乗り降りしてリハビリに行ったりトイレに行ったりするのですが、術後8日目にトイレで重力に逆らわずにウンコを出すことができて、9日目にはオムツが外れてパンツになり、11日目には紙要らずの立派なウンコが出るようになりました(笑)。
朝食で陰陽ライフの「玄米葛粥」、「小豆入り玄米葛粥」をいただいていることと、昼食も夕食も病院食から肉、魚介類、卵、乳製品、甘いスイーツ等を抜いているせいもあって、お腹の調子が少しずつ元に戻ったようです。
13日目からは付き添いなしで一人で車椅子に乗ってもいいことになり、同じフロアーであればいつでもどこでも自由に動き回れるようになりました。
これって、すごーく嬉しいことなのです。
骨折する前は車椅子の方を見るとつい同情していましたが、寝たきりを経験すると、車椅子で自由自在に動けることはとっても楽しいことなのです。
意外とスピードが出るもので、病院の長い廊下を暴走族のように走り回ったりドリフトして遊びました。
上半身の筋トレにもなるし、日のあたる場所に移動して日光浴すればビタミンDを作って骨を丈夫にすることもできて、一石二鳥にも三鳥にもなります。
術後14日目に抜糸、といっても昔のように糸で縫っているのではなく、ホッチキスのような金属製の針で傷口を止めているだけなので“抜ピン”ですね。
画像は抜いた針ですが、こんなのが15本も刺さっていたらしく、見えないところでよかった・・・。
抜糸の翌日には、入院して37日ぶりにシャワーを浴びることができました。
浴槽につかれるのは退院後ですが、シャワーだけでも気持ちのいいものです。
次の画像は高野豆腐をトッピングした、ちょっと無理のある珍しいかけうどん。
動物性を抜いているので、毎食、蛋白質として豆腐か厚揚げか高野豆腐が必ず出てきますが、たぶんたった一人のわがままな入院患者のために、ちゃんと栄養計算をして工夫していただいている栄養士さんに感謝です!