ひと釜ずつ炊きあげた玄米ご飯のもちもちとした食感と、滋味深い甘さと香ばしさ、
じんわりと身体に染みこむ力強さは格別です。
玄米が美味しく炊けると銘打った炊飯器も増え便利になりましたが、
玄米独特の甘みとコクが十分に味わえるのは圧力釜炊きのご飯ではないでしょうか。
食物繊維やミネラル、ビタミンを多く含むぬか層や胚芽を残したままの玄米は、
“Whole Foods”として健康や美容に敏感な人々の間でますます注目されています。
けれども簡単に、美味しく食卓に並べられない限りは、毎日は続かないのが現実です。
もちもち美味しい玄米ご飯の良さを知ってほしいから、
圧力鍋で炊いた玄米ご飯をそのまままっすぐお手元に!
上質の玄米を丁寧に、ガスの直火でじっくりと炊きあげた力あふれる玄米ご飯を、
湯せんやレンジで簡単に味わえるようにレトルトパックに詰めました。
まるで学校の給食室か食堂のように、巨大な炊飯釜がたくさん並んでいるだろうと
想像して訪問した工場内にあったのは、大家族なら台所にありそうな容量の大きな圧力鍋。
蓋の形状もなじみ深い、某大手メーカーの家庭用圧力鍋がずらりと並んでいました。
その隣には、これもまた家庭でおなじみの無数のキッチンタイマーと見渡す限りのガスコンロ。
その数は、片手では足りません。浸水した玄米が圧力鍋に入り、
まるで家庭でご飯を炊くように次々とガスコンロに火がつき鍋がかけられて行く様子は、
驚きをとおり超し壮観です。
空調を使っても、夏場は室温が40度を超えるといいます。
冬場でも、数十台のガスコンロに一斉に火がつくと、室温が一気に上がります。
業務用の炊飯器に頼らず、あくまでも「美味しい炊き方」に軸足を置いて商品づくりを
行う姿勢は、素材の持つ自然の美味しさを少しでも広く伝えたい、
玄米の持つすばらしい力をより広く伝えたいとの想いによって支えられています。
日本人のソウルフードともいえるお米。
玄米ご飯の本当の美味しさを味わえていますか?