現在では世界の多くの国で親しまれているルイボスティ。
産地では、原住民の間で数百年も前から、
健康に有益な飲み物として親しまれてきました。
ルイボスティの原料は、松のような針状の葉をもつマメ科の植物で、
アフリカ大陸の最南端にある南アフリカ共和国の一地域にのみ
生育するという不思議な植物です。
土壌は酸性で、年間降雨量は少なく夏季には気温が45度にもなるという、
おおよそ植物の生育には不適切な地域に生息するルイボスは、
自身がこの過酷な環境に打ち勝ち、
生き抜くために必要な様々な栄養素を蓄えてきたのでしょう。
原住民たちは刈り取ったルイボスの葉を細かく刻み、
叩いて強い日差しにさらして発酵させて飲用していました。
伝統的にはルイボスは発酵によって加工するしかなかったのですが、
時代が進み緑の生葉をそのまま乾燥させる方法が発見されました。
「発酵」によって生葉のルイボスの成分が、
人間にとって好ましい成分へと変化すると同時に、
加わったのが独特な風味です。
「美容や健康に」と飲み始めてみたものの、渋みのような苦みの混ざった味を理由に、
いつの間にか口にしなくなったという方も少なくはないでしょう。
けれど、生葉のまま乾燥させたルイボスは、
発酵茶の独特な風味とは打って変わって、爽やかな飲み心地。
しかも発酵させる過程で変化してしまった「生葉そのものが持つ成分」が残っています。
赤みの強いルイボスが紅茶やウーロン茶だとしたら、
グリーンルイボスは緑茶のようなものです。
「飲み続けられるお茶」を目指し、苦手とされがちな「独特の味」を
グリーンルイボスの爽やかさで調整、発酵した赤いルイボスの良さと
非発酵の緑のルイボスの良さがミックスされた「ミラクル・ルイボス」が誕生しました。
カフェインフリーでタンニンも少ないので小さな子どもにも安心です。
水分と一緒に、アフリカの大地で生き抜くルイボスの生命力も頂きましょう。
※「ミラクル・ルイボス」は、
有機栽培されたその年1月~3月に収穫された新茶原料のみを使用。
低温倉庫(低温14℃)の倉庫で保管しています。