フローラさん(桜沢里真先生の実妹)のこと – プレマのほんもの発掘ブログ 「これ、すごいんですよ!」

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今だから話せる、花井良平のマクロビオティックこぼれ話

フローラさん(桜沢里真先生の実妹)のこと

投稿日:

1979年にオーサワジャパンに入社した時、しばらくの間、どなたが社長なのか知りませんでした。

面接はナンバー2の方にしていただいたので、社長にはお会いしていません。

入社後、社長は桜沢里真先生の妹さんで田中波留子さんといい、桜沢如一先生からいただいたPUネームはフローラさんということを先輩から伺いましたが、なかなかお目にかかることができませんでした。

花井の勤務先は小田急線の東北沢駅から徒歩2分の4階建てのビルで、1階がオーサワジャパンの本社事務所兼売店兼倉庫、2階から4階は日本CI協会でした。

ふだんフローラさんはそこにはおらず、新宿区西落合の作業所兼住居で23名の従業員と一緒に食品の小分け包装をされていました。

その頃、オーサワジャパンはまだ規模が小さく、また生産者も個人や小企業がほとんどだったため、例えば胡麻油であれば一斗缶で、小麦粉であれば25㎏の大袋で仕入れて、西落合で手作業で小分けしていたのです。

それを統括していたのがフローラさん。

27歳のフローラさん

入社後しばらくしてから、歓迎会を西落合のフローラさん宅でやっていただけることになり、初めてお目にかかることができたと記憶しています。

1908年(明治41年)生まれなので当時71歳。

ちなみに、里真先生は1899年(明治32年)生まれで当時80歳。

里真先生には学生時代に2年間、リマクッキングスクールで教わっていたのですが、とてもお美しく、70代後半には見えませんでした。

なお、弟さんはハブの研究の第一人者で、昭和天皇にも蛇の話をされたことがあり、紫綬褒章、勲三等旭日中綬章を受章された日本蛇属学術研究所初代理事長の澤井芳男東京大学名誉教授です。

1983年、オーサワジャパンが東北沢に売店だけ残して板橋区小茂根に本社と倉庫を移転すると同時に、フローラさんは西落合から小茂根の会社の近くに引っ越され、毎日お会いできるようになりました。

食品の小分け包装のほか、従業員の給食を作っていただきました。

その後、1993年にオーサワジャパンが小茂根から埼玉県富士見市に移転した際、フローラさんは85歳でしたが、定期券を買って有楽町線の小竹向原駅から東武東上線の鶴瀬駅まで約1時間かけて毎日通勤されていました。

広い新築の倉庫の中に、事務所と小分け包装室と台所兼食堂を作り、そこでも給食の指導をしながら、小分け作業の統括をされていました。

1997年に転んで左足大腿骨頸部を骨折して入院されるまでは、毎日出社されていました。

1998年に90歳でお亡くなりになられましたが、翌1999年に100歳でお亡くなりになられた里真先生と共通する長生きの秘訣を考えると、ふだんは粗食の少食ですが、晴れの席では何でも召し上がることです。

フローラさんがお元気な時、オーサワジャパンの株主総会は里真先生のお住まいがある西武新宿線の中井駅近くの割烹料理店で開いていましたが、そのお店は桜沢如一先生と里真先生がよく使われていたお店で、フローラさんと里真先生は、魚でも果物でも、出された料理を残さず召し上がられていました。

あれはダメとかこれはイイとか一切おっしゃらず、それはそれは美味しそうにご馳走を楽しまれていました。

フローラさんの教えで一番印象に残っていることは、「料理が終わったら台所が片付いていないとダメよ」ということ。

兼業主夫歴10年目、料理をしている時にふとこの言葉が蘇り、フローラさんのことを書いてみたくなりました。

この記事を書いた人

陰陽ライフ代表取締役
花井良平 (はないりょうへい)

愛知県豊橋市生まれ。
学生時代からマクロビオティックを始め、
オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。
その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役。

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執筆者紹介

中川信男

中川信男 (なかがわ のぶお)

1999年プレマ事務所設立、現プレマ株式会社代表取締役。 ビーガンジェラートマエストロ 2018年イタリアジェラート協会(SIGA)開催の国際コンテストでダブル受賞

山口勝弘

山口勝弘 (やまぐちかつひろ)

1955年 大阪市生まれ。 アルファウェーブ開発者。

花井良平

花井良平 (はないりょうへい)

学生時代からマクロビオティックを始め、オーサワジャパンにて27年間勤務し、同社社長を歴任。その後、海の精企画部長。現在陰陽ライフ代表取締役

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岸江治次 (きしえ はるつぐ)

20代に桜沢思想に出会いマクロビオティックを始め、新卒でムソー株式会社入社、及び、正食協会にて30年間勤務。現在プレマ株式会社執行役員

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横山奈保 (よこやま なほ)

プレマシャンティのお母さん。突き詰め出したら止まらない、研究者気質でマニアックな料理人。

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久野真希子 (くの まきこ)

2010年入社。海外事業担当。「フォーリア」や「コトー・ナンテ」などさまざまな輸入品の取り扱いにはじまり、海外での事業展開を進めています。 現 プレマ株式会社取締役

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山崎美穂 (やまさき みほ)

「仕事と家庭を両立しながら頑張っています!」プレマ株式会社プロモーションセクション プロモーター

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寺嶋康浩 (てらしま やすひろ)

1級電磁波測定士。関西大学工学部卒。
広告制作や宣伝に携わる傍、身体、心、食事、運動4つの面から健康をサポートする
ポラリティセラピーやクラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ。2011年、父の死を機にボディワーカーに転身。全国で述べ1,000人以上の身体と向き合いセルフケアを提供している。趣味は山登り、古武術、ダンス。

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城島淳子 (じょうじま じゅんこ)

自然療法や波動医学を実践。解熱剤や抗生剤等を使わず3人の息子を育てている。九州在住でご当地商品の開発担当。

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峰村東子 (みねむら はるこ)

発酵などの実験・体験が好きなみそソムリエ。家にある発酵中の瓶は数知れず。 まれに個人で調味料作りのワークショップ開催。週末は卓球に勤しむ2児の母。プレマ株式会社 東京在住スタッフ。

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上ヶ谷友理 (うえがたに ゆり)

娘たちは2人とも生まれつき卵・牛乳アレルギー&アトピーで、小さいころは食べるものや日々の生活に四苦八苦していました。これからは自分自身の健康も意識しながら、前向きに笑顔で過ごしていきたいです!

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堂尻友子 (どうじり ともこ)

自然への畏敬の念と自然食品への関心を深める。システム管理会社勤務を経て、現在2児の母。プレマシャンティのデータ&家電担当。

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林美緒 (はやしみお)

2017年入社。プロモーションセクション プロモーター。
プレマルシェ・ジェラテリア 店長。
興味のあることは、考える前にとりあえず行動。
最近のマイブームは、ランニングと自己流の筋トレ。

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西村初美 (にしむらはつみ)

京都生まれの京都育ち。2013年よりプレマ勤務。
典型的なO型と言われます。考えるより先に行動してしまい後から困ることも多々。犬と小学生との世話に明け暮れる日々です。

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望月索 (もちづき さく)

人一倍不摂生な出版仕事人が37 歳、40 歳、44 歳で出産、育児の経験も積み、健やかな暮らしについて学び合う協会の設立メンバーに。編集、ライター、一般社団法人日本マクロヘルス協会理事。