前回、40年も昔の母親のギックリ腰のことを書きましたが、原稿が掲載された翌日の4月13日、あぐらの姿勢から立ち上がろうとした時にギクっと来てしまいました。
たぶん母親の仕業です(笑)。
若い頃は腰痛ともギックリ腰とも全く無縁で、1俵60kgの米をかついで歩き回れるぐらい腰は強いほうでしたが、5年前に初めて腰痛を発症して以来、ギックリ腰も2、3回経験するようになりました。
今回は、ギックリ腰になる瞬間の、あのいや~な感じはあったのですが、幸い寝たきりにはならず、歩くことができたので、翌日イベントに出店してしまいました。
それが悪かったのか、本日4月19日現在、一週間も経っているのに一向に治る様子がなく、前屈はできないし、台所仕事で立ちっぱなしだったり外出して歩き続けたりすると、とたんに痛くなってしまいます。
ネットで検索すると、ギックリ腰は動きながら治すのがいいらしく、安静にする必要はないようなのですが、そうはいっても痛いと横になりたくなります。
過去も含めて、今回もお酒の飲み過ぎが原因のようです。
お酒の陰性で骨が緩んでしまうのでしょうね。
40年前、母親には梅生番茶やら生姜湿布やらマクロビオティックの手当てをしましたが、いざなってみると面倒でなかなかやらないものですね。
梅生番茶は「ぬくもりめぐり茶」のように材料全部が配合された便利な商品があるので、常備していれば簡単に作れるのですが、ない場合は、湯呑みに梅干を入れてつぶし、生姜をおろしてその搾り汁と醤油を加え、三年番茶を沸かして注ぐ、というのは腰が痛い時には面倒なものなのです。
ましてや大量の生姜をおろしてお湯を入れた丼に搾り汁を入れ、タオルに浸けて軽く搾り、腰に乾いたタオルを3枚ぐらい置いた上に熱々のタオルを置き、さらにバスタオルを2枚ぐらい重ねて布団をかぶる、なんてことは一人の時はできるものではありません。
効果を落とさずに、一人でも手軽に生姜湿布や里芋パスターができる商品があるといいのに、と痛感します。
まぁ、痛みがあると休肝したり菜食にしたり、食事に気を付けるようになりますので、たまには痛みがあってもいいのかもしれませんね。