学生時代、玄米ご飯は噛む癖がついていて一口200回ぐらい噛んでいたので自然に少食になるのですが、分搗き米や白米、パン、麺だと、とたんに大食いになってしまいました。
玄米ご飯は臼歯でしっかり噛めるし、噛めば噛むほど甘く美味しくなるので、いつまでも噛んでいることができるのです。
200回も噛んでいると唾液がいっぱい出て、お茶碗八分目ぐらいで満腹感が得られます。
でも、同じお米でも分搗き米や白米だと、10~20回ぐらい噛んで飲み込んでしまい、なかなか満腹感が得られないので、つい大食いになってしまうのです。
ある泊りがけの研修会(マクロビオティックとは無関係の会)に参加した時は、肉体労働もあったため、数日続けて白米の丼飯を山盛りで毎食3杯ぐらい食べたことがありました。
さすがに、食後、苦しくてしばらく動けなくなったことを覚えています。
また、パンや麺類などの粉食もあまり噛めないので大食いになります。
特に、ほとんど噛まずにすすって飲み込んでしまう素麺は、250g入りを3袋も平らげたことがありました。
食べても食べてももっともっと食べたくなり、四畳半のアパートの一口コンロで3回も茹でました。
一般的に素麺は100gが一人前とされているので、250g×3袋=750g÷100g=7.5人前です(笑)。
今だったらせいぜい250g1袋ですので、若かったのでしょうね。
玄米ご飯を一生懸命に噛んでいたので胃腸が丈夫になったのでしょう。