2010年に独立したので今年10年目を迎える陰陽ライフ株式会社。
株式会社といっても一人でやっている道楽会社です。
元々、オーサワジャパンでも海の精でも商品開発の担当が長く、一番好きな仕事でしたが、会社なのでまずは売上、利益を考えなくてはいけません。
売れるかどうかが基準になりますので、商品開発会議で皆の意見を聞き、取り扱うかどうかを決定します。
皆が、美味しい、価格も妥当、商品名もパッケージもいい、売れる!とならないと採用されないのです。
採用されたとしても、半年後、一年後に売上が芳しくなければ取り扱い中止になります。
どんなに素晴らしい生産者が作った商品でも、売れなければ没になってしまうのです。
従業員を雇っている会社だから仕方のないことですが・・・。
陰陽ライフを立ち上げた一番の理由は、誰にも邪魔されずに好きな商品を開発したいから。
だから一人会社を続けます。
一時期、空前の塩麹ブームで他に競合商品がなく、陰陽ライフの「玄米&白米 塩麹の素」が一人勝ちした時期がありましたが、売れるからといって、従業員を雇ったり、一般業界に営業をかけることはしませんでした。
会社を大きくしてしまうと、永遠に維持・発展を続けなくてはならなくなってしまうからです。
陰陽ライフの商品は自家消費したくて開発した商品ですし、賞味期限はあってないような商品ばかりなので、万一売れ残っても花井家で消費できるという安心感があります。
今月は、正月明けに体調を崩して「玄米葛クリーム」のお世話になり、7日の七草粥には「玄米葛粥」に七草を入れて、15日の小正月には「小豆入り玄米葛粥」をいただきました。
一昨年、骨折して入院した時は、病院の朝食はお断りして、毎朝「玄米葛粥」と「小豆入り玄米葛粥」に「梅肉エキス入り ねり梅」を添えていただきましたし、昼食と夕食は病院食から肉や魚等の動物性食品と甘いスイーツ系を抜いてもらい、白米ご飯に「梅肉エキス入り ねり梅」をたっぷりかけていただきました。
おかげで、手術後、一度も傷口が化膿することなく、順調に快復しました。
また、整形外科病棟の4人部屋のためお年寄りが多く、常に誰かがゴホンゴホンと風邪を引いていましたが、「柿渋」のおかげで症状は出ませんでした。
健康な時にも病気の時にも使える商品をそろえていますが、今後は老後の健康維持・増進、治病にも役立つ、売れるかどうかわからない商品を開発してまいります。