プレマシャンティ開発チームの花井です。
5年前に105歳でお亡くなりになられた医師の日野原重明先生が提唱された「うつ伏せ寝健康法」。
毎晩ではありませんが、疲れた時に勝手に身体が動いて、うつ伏せ寝になっていることがあります。
日野原先生は、そのまま寝てしまわれるようですが、よほど疲れた時か泥酔した時ぐらいしかうつ伏せのままでは寝られず、10分もすれば身体が整って、仰向けになってしまいます。
身体がいいと言うまで5分か10分ぐらい、うつ伏せ寝になっているだけで全身が楽になるのです。
やり方は簡単。
- 顔は左右どちらか楽な方向に向ける。
- 首を向けた側の手を上げ、逆側の片方の手を下げる。
- 首を向けた側の足を曲げて、逆側の足は伸ばす。
やり方がわからない場合は、ネットで「うつ伏せ寝健康法」で検索すると画像やイラストで説明しているサイトがありますので、ぜひご覧ください。
これ、片方だけでも効果はありますが、左向きと右向きを両方やったほうが身体のバランスが取れるはずなので、両方やることをオススメします。
日野原先生によると、
- 哺乳類の臓器は四つん這いの状態に適していて、うつぶせ寝が自然の姿
- うつぶせ寝のほうが酸素が全身に送られ、心筋梗塞や脳梗塞の予防になる
- 舌が喉に落ちる「舌根沈下」を防ぎ、イビキや睡眠時無呼吸症候群が解消される
といったことが、うつ伏せ寝の効果として挙げられています。
個人的には、
- 自然に腹式呼吸ができるので血流が良くなり、肺が鍛えられる
- 背骨が圧迫されないので疲れが取れて、全身が楽になる
- 左右両方やることで、ヨガ&ストレッチ効果が得られる
などを、都度体感しています。
若い頃は、イビキをかいたり、歯ぎしりしたり、寝言を言ったり、時には悪夢にうなされて大声で叫んだりと、熟睡できないことが多かったようですが、歳と共にストレスがなくなったのか、グッスリ眠れるようになりました。
睡眠は大切なので、ぜひ「うつ伏せ寝健康法」をやってみてください。