プレマシャンティ開発チームの花井です。
若杉ばあちゃんとは御年87歳の若杉友子さんのこと。
平成5年頃、静岡市で自然食品店「命と暮らしを考える店・若杉」を営まれていた若杉さんのお店と、前々職のオーサワジャパンが取り引きをしていて、ある日、若杉さんの担当だった営業のM君から「花井さーん、担当を替わってくださいよ~」と泣きつかれました。
聞くと、電話で若杉節に負けてしまったようなのです。
仕方なく担当を替わりましたが、花井はお隣の愛知県豊橋市の出身で方言も似ていたせいか、全く気になりませんでした。
面と向かって話せば驚きませんが、電話だけだとビビってしまうかもしれません(笑)。
その後、若杉さんが京都に移住し、三鷹の自然食品店「やさい村」主催で講演会や料理教室を何度も開きましたが、その都度、お手伝いをさせていただきました。
「玄米には土鍋が一番。圧力鍋で炊いてはいけない。」が口癖で、当時、陰陽ライフで扱っていた土鍋をいたく気に入っていただき、著書の表紙にも使っていただいたりして、ちょっとした土鍋ブームが巻き起こりました。
料理教室でも、重い土鍋を抱えて「この重さがええんじゃー」とベタ褒めしていただき、毎回、ご飯を炊かせていただきました。
若杉さんの料理は、とにかく陽性で、元気の出る料理ばかりでした。
炒める時は陽性になるように「右回しにかき混ぜる」までは理解できましたが、ネギを料理する時に、ネギの先端は陰性が強いからと、ちぎってしまわれたのには驚かされました。
日本CI協会で桜沢里真先生の料理教室に2年通いましたが、そんな話は聞いたことがありませんでした。
確かにネギは上にまっすぐ伸びる陰性の強い野菜ですので、その先端は最も陰性が強いと言えるでしょうが、そこまで陰陽を考えて料理される先生は、見たことも聞いたこともありません。
でも、そこまでこだわるからこそ、あそこまで陽性になれるのでしょう。
お話を聞かれたことがない方は、「若杉友子」で検索すると動画もたくさん出てきますので、まずは動画で若杉節に触れてみてください。
元気が出ること間違いなし!です。