その日、食べた食べ物が身体に合っていたかどうかは、翌朝、目が覚めた時に手に力が入るかどうかでわかります。
寝床の中で拳を力一杯握りしめ、力が入れば合っているし、力が入らなければ合っていないのです。
力が入らない場合は、前日に食べたものをチェックすれば、何が原因だったかだいたいわかるでしょう。
力が入らない=陰性なので、個人的には、ナス科の野菜や季節外れの果物、アルコール飲料などが原因のことが多いです。
体質や体調、季節などによっても違いますので、ぜひお試しください。
健康のバロメーターは、ほかにもたくさんありますが、いくつか覚えておくといいですね。
愛煙家にとっては煙草もそのひとつ。
10数年前まで煙草を吸っていましたが、体調が悪くなると味が変わり、ひどくなると吸えなくなりました。
忘れもしない平成16年8月、煙草が吸えない夏風邪を引き、10日ぐらい吸わなかったところ、吸わないことに慣れてしまい、そのままやめてしまいましたが、ちょうど、翌9月から喫煙所のない日本CI協会勤務だったので、いいタイミングではありました。
今でも、もらい煙草をすることがありますが、体調がいいと美味しく、体調が優れない時は気持ち悪くなります。
お酒は煙草ほどではありませんが、体調が悪くなると身体が要求しなくなりますので、バロメーターになります。
ほかに健康のバロメーターとしては、大小便、黒目の位置、唇の厚み、爪の色、舌の色や舌苔(ぜったい)、などがありますので、日々チェックされることをおすすめします。
あまり変わりそうにない黒目も、毎日見続けると、微妙に変化するのがわかります。
身体が陰性になると、黒目が上に上がったり、左右に離れたりしますので、朝一で鏡を見てセルフチェックしましょう。
なお、最近お目にかからなくなりましたが、寄り目は陽性過多ですので陰性を入れて緩めるといいでしょう。