プレマシャンティ開発チームの花井です。
生まれ育った愛知県豊橋市は「三河」なので味醂の産地でしたが、高校卒業まで料理に興味がなかったので、当時、母がどんな調味料を使っていたか記憶にありません。
6歳年上の長兄がマクロビオティックにハマり、母が兄から勧められて近くの薬局で自然食品を購入するようになったと記憶していますが、味醂は何を使っていたのか覚えていないのです。
大学で上京し、2年生ぐらいから日本CI協会に出入りするようになってマクロビオティックの勉強を始め、リマクッキングスクールで桜沢里真先生から2年間、マクロビオティック料理を習いましたが、普通に料理ができる女性を対象にしていたようで、料理の基礎は教えていただけなかったことと、味醂は一切使わなかったので、味醂の使い方を知らずに10数年前に兼業主夫を始めてしまったのです。
いま住んでいる千葉県柏市のお隣りの流山市は「白みりん」発祥の地らしく、2年ほど前に、柏を拠点としている「日本糀文化協会」主催のイベントに参加する機会があり、交流が始まりました。
味醂を使った料理教室にも参加させていただいたこともありましたが、まだ「白みりん」のことは理解していませんでした。
ところが、つい先月、流山市に「白みりんミュージアム」なるものができたのです。
https://shiro-mirin.com/museum/
しかも、そこの館長さんは日本糀文化協会の代表講師だった川浦智子さん。
さっそく常磐線各駅停車で新松戸駅で流鉄流山線に乗り換え、平和台駅下車。
そこから歩くこと5分。
新築の、それはそれは立派な建物でした。
予約なしで行ったので、有料エリアの見学はできませんでしたが、売店で「白みりん」を買ってみました。
家に帰って三河味醂と比べてみると、確かに色が薄いのです。
なぜ色の違いがあるのか理解しておらず、三河味醂の知り合いに尋ねたところ、
『赤、白の違いは、熟成期間の長短です。赤みりんの飴色は、糖とアミノ酸が結合する「メイラード反応」のためです。飴色になるまでには一般的に一年以上の熟成期間が必要ですが、白みりんは2~3カ月のようです。三河みりんもビンの中で経時によって色が濃くなっていきますが、これも同じで害はありません。但し、3年を過ぎると甘み、旨みが減退していきます。』
とのこと。
単線で2両編成、Suicaが使えない流鉄流山線に切符を買って乗る楽しみもありますし、平和台駅の反対側には陰陽ライフの商品をお取り扱いいただいている自然食品店&レストランの「真澄屋」さんがありますので、平和台に来ることが増えそうです。(画像は真澄屋さんのランチ)
近いうちにミュージアムにアポを取って、有料エリアを見学し、また報告させていただきます。