新年 明けましておめでとうございます。
プレマシャンティ開発チームの花井です。
兼業主夫歴11年目。
晩ご飯を作る日は、朝、味噌汁用に鍋に水を入れて
昆布と干し椎茸を浸けておきます。
夕方、弱火にかけて、沸騰してきたら鰹節を入れ、
5~10分ぐらい煮出します。
よく、沸騰直前に昆布を引き上げるといわれていますが、
この数年は一緒に煮出すようにしています。
好みもあるでしょうが、
昆布を煮出したダシも美味しいものです。
若い頃はダシの味などわからず、特に昆布ダシは
何のために昆布を使うのかわからないほど
ダシ音痴でした。
生まれ育った愛知県豊橋市の実家では、
昆布は使わず、鰹節だけのダシだったので、
よけいに馴染みがないのかもしれません。
マクロビオティックを始めた学生の頃、
桜沢里真先生から料理教室で教わったとおり
昆布ダシを取っていましたが、
味などわかるはずがありません。
オーサワジャパン時代、
利尻昆布の取り扱いを検討する時に、
何種類かの昆布を水に浸けて、
水ダシで味比べをしたことがありますが、
その時も味の違いはわかっても、
昆布ダシの旨味はわかりませんでした。
その後、兼業主夫になってダシの旨さに目覚め、
美味しいと評判の昆布や鰹節を買ってきては、
いろいろ試すのが楽しみになりました。
先日、プレマシャンティの昆布を試してみたくなり
「黒口浜 天然真昆布」を取り寄せて、いつも使っている
そこそこ美味しい他社のダシ昆布2種と比べてみたところ、
これまで味わったことのない上品な旨味に、
つい「ウーン」と唸ってしまいました。
今や絶滅危惧種になりつつある稀少な天然ものだからか、
それとも北海道道南の黒口浜で採れた真昆布だからか
この旨味を的確に表現する言葉が見つからず大変残念ですが、
とにかく一度は味わってほしい旨さです。
寒くなってきた今
湯豆腐に使うのが楽しみです。