先日の朝日新聞にウィルス学の専門家の記事が載っていました。
タイトルは
『学校の「感染対策」ずれてないか』
サブタイトルは
『机の消毒・屋外でマスク・・・科学的根拠は?』
接触感染を防ぐために机を消毒することに対し、
『ウィルスは細菌と異なり感染者の体外に排出されると時間が少し経てば死にます』
手洗いについても
『せっけんで30秒も行う必要はなく、ウィルスは流水で十分落とせると考えています』
マスクについては
『熱中症など体への負担も考えるべきです。特に屋外ではマスクをする必要はありません』
これを読んだ読者も多いはずなのに、相変わらず街に出るとマスク着用率99.5%。
猛暑が続いていることと、熱中症対策でマスクを外すことが推奨されるようになったため、以前の100%からは少し下がりましたが、それでもまだほとんどの方が着用しています。
はなからノーマスクで出歩いていますが、マスクをしていなくても息苦しいのに、皆さん、よくこの暑さの中で耐えているなぁと驚かされます。
東京都の8月の死亡者数を調べると、8月19日現在、新型コロナウィルスによる死亡者数9名に対し、熱中症による死亡者数は103名。
毎日ニュースで報道されているにもかかわらず、外でのマスク着用率に変化はありません。
同調圧力というのでしょうか?
それとも本当に新型コロナウィルスを恐れているのでしょうか?
地震や台風の時にもよく言われることですが、「身の安全を第一」に考えたら、猛暑日は熱中症対策を優先して、マスクを外しましょう!