毎年1月は陰陽ライフの商品をお取り扱いいただいている首都圏の自然食品店に年始のご挨拶に伺っています。
1月29日現在、15日間で約60店舗、1日平均4店舗回りました。
目的は年始回りなのですが、実は大の蕎麦好き。
出かける前にインターネットで「訪問先の最寄り駅名+手打ち蕎麦屋」で検索して美味しそうな手打ち蕎麦屋を探し、お昼をいただくのが決まりなのですが、今月は12軒の手打ち蕎麦屋さんに行くことができました(家で昼ご飯を食べてから出かけたり、美味しそうな店が見つからない場合は昼抜きにすることもあるので12軒なのです)。
蕎麦の楽しみは2回あり、もちろん食べているときは至福のひとときですが、あと1回は翌朝の大きいお便りです。
蕎麦粉の違いなのか、汁の違いなのかよくわかりませんが、本当に美味しい手打ち蕎麦をいただくと、翌朝、黄金色の立派なヤツがツルンと出て紙要らずになります。
今回、12軒のうち11軒は大満足でしたが、初めて行った1軒だけ、蕎麦そのものは絶品だったのに、汁が甘ったるく、それも砂糖の甘さではなく、昔懐かしいサッカリンとかチクロのような人工甘味料的な味がして、店を出てからしばらく口の中がベタベタしました。
翌朝、口の中が腫れぼったく、特に下唇の粘膜が口内炎みたいになっていました。
右手の人差し指の爪に何年ぶりかで「爪ささくれ」もできました。
朝のお便りも最悪。
極めつけは、オナラが異常に臭かったこと。
何年も嗅いだことのないような、鼻がひん曲がりそうな悪臭でした。
あの店には二度と行かないように手帳に記録しておきました。
それにしても、近年、美味しい手打ち蕎麦屋さんが増えて嬉しい限りです。
マクロビオティックを始めた40数年前の学生の頃、手打ち蕎麦屋は東京でも数えるほどしかなく、しかも高かったので、学生の分際では、なかなか行けるところではありませんでした。
というよりも、若い頃は陽性だったせいか、蕎麦よりも饂飩(うどん)&素麺派で、蕎麦屋に入ったり、乾し蕎麦を買って食べることが少なかったと記憶しています。
それが変われば変わるもので、今では毎日蕎麦を食べても飽きない体質になってしまいました。
以前に比べて美味しい生蕎麦が買えるようになったせいもあるかもしれません。
人生最後の食事も手打ち蕎麦、末期の水は蕎麦湯でお願いします(笑)。