プレマシャンティ開発チームの花井です。
1918年(大正7年)生まれの父は、2001年(平成13年)に83歳で亡くなりました。
母と長兄と3人で一緒に看取りましたが、病院で胸部圧迫による心臓マッサージを受けながら、苦しそうに息を引き取りました。
次兄は間に合いませんでした。
心臓マッサージは、たぶん母がお願いしたのでしょうが、その苦しそうな姿を見ていたせいか、母は延命治療に対する考え方を変えたようです。
1923年(大正12年)生まれの母は、2016年(平成28年)に93歳で亡くなりましたが、延命治療は拒否し、点滴などの医療処置も行わず、入れ替わり立ち替わり見舞いに来る親族達の話を聞きながら、目は開きませんでしたが、耳は聞こえているようで、冗談を言うと微笑んでいました。
2泊、付き添いましたが、まだしばらくは大丈夫だろうと千葉県柏市に帰った翌日、交代で付き添っていた次兄より、まさかの連絡がありました。
まったく苦しまず、眠るように息を引き取ったそうです。
父の最期とは真逆の逝き方でした。
微笑む母が最期の姿として記憶に残っているのは有り難いことです。
延命治療を拒否して大正解でした。
だから、今のうちに宣言しておきます。
「延命治療は要らない!」と。
あ、でも、外出中に倒れて家族と離れたところで最期を迎えることになった場合は、家族にお別れするまでは延命させてください(笑)。