プレマシャンティ開発チームの花井です。
高校生だった昭和48年(1973年)頃、当時マクロビオティックにハマっていた6歳上の長兄から、
「お前は陰性だから北(東京)に行かないほうがいい」
と言われました。
まだマクロビオティックの「マ」の字も知らない頃なので、マクロビオティックとは何といい加減な理論なんだ!というマイナスのイメージを植え付けられました。
兄の忠告を聞かず、愛知県豊橋市から大学進学で東京に出てきてしまいましたが、二十歳を過ぎた頃から自然食→マクロビオティックの世界にのめり込んでしまい、大学の音楽サークルの仲間からは変人扱いされていました。
陰陽を学ぶうちに、確かに陰性体質だということが理解できるようになり、陽性になるように肉、魚、果物をやめ、なかなかやめられなかった極陰性の砂糖も2年かけて断つことができて、マクロビオティック的なバランスの取れた食生活を送れるようになりました。
ヒッピー生活をしていた長髪の兄の影響と、ほぼ全員が長髪のロック&ブルースの音楽サークルの影響もあり、2年間、髪を伸ばし続けて腰まで届く長髪になりました。
そんな長髪姿で真夏の京都を旅行して、一日中、炎天下を歩き回ったこともあるぐらい、陰性体質だったのです。
だから、夏はどんなに暑くても平気ですが、冬の寒さは大の苦手なのです。
できることなら冬眠したいぐらいです(笑)。
これから暖かくなって暑くなるこの季節が大好きです。
ただ、若い頃と比べると、寒さにも強く(鈍く?)なってきたようで、子供達が巣立った10数年前から、家ではエアコンを使わない常温生活を送っています。
と言っても、冬は部屋着をたくさん着込めばいいだけのことなので、どうと言うことはありませんが、常温のほうが頭は冴えますね。
秋に古希を迎えますが、歳を重ねながら体質がどのように変化するか楽しみです。