プレマシャンティ開発チームの花井です。
毎朝、目が覚めると、まず洗面所で鏡を見ます。
毎日見ていると、パッと見ただけで、その時の体調がわかるものですが、よくよく見るのは「目」。
いわゆる「目力(めぢから)」も大切ですが、黒目の位置が重要です。
真ん中に寄っているか離れているか、上に上がっているか下に下がっているか、それだけで体調診断がほぼできてしまいます。
身体が陰性に傾いていれば、黒目は離れたり上がったりするし、反対に陽性に傾くと真ん中に寄ったり下がったりするのです。
次に目の下のまぶたの色を見ます。
アッカンベーをして色が薄いと陰性、濃いと陽性。
あとは唇の厚みと舌の色。
食べすぎたり飲みすぎたりすると唇が腫れぼったくなったり舌の色が白くなったりします。
これらは学生時代に日本CI協会の望診法の勉強会で習ったことですが、実はもっと以前の子供の頃、母親からさんざん見られていたことなのです。
大正12年生まれで8人弟妹の長女だった母親は、終戦の年の8月に父親と弟を赤痢で亡くしたせいか、昭和30年代の子供の頃、実家にあった分厚い家庭医学書「赤本(家庭に於ける実際的看護の秘訣)」はボロボロに摺り切れるまで読み込まれていました。
何かあるとすぐに主治医のところに連れて行かれるし、往診してもらうこともありましたが、あの頃の医者は望診ができました。
その医者の影響があったのかもしれませんが、とにかく顔を見てはあーだこーだと言われるのがイヤだった時期もありました。
そんなこんなで子供の頃から望診が身近にあったので、いまだに鏡を見てチェックする癖が抜けません。
わざわざ望診法を勉強しなくても、毎日、顔を見ているだけで体調の変化がわかるようになりますので、これ、オススメです。
お金も時間もかかりません。