先日、たぶん人生三度目のギックリ腰を発症しました。
足の踏み場のないほど取っ散らかった仕事部屋で、お得意先から送るように依頼された商品のチラシの束を持ち上げようとした瞬間、グギっとなってしまいました。
過去の経験から、すぐにギックリ腰とわかりました。
チラシの束はせいぜい2、3㎏ですが、なる時はなるものです。
何とか歩くことはできたので、そのままベッドまで行って横になりました。
以前、起き上がることも歩くこともできないぐらい、ひどいギックリ腰をやったことがあったのに比べると今回は軽症ですが、体の動かし方によっては激痛が走るので、慣れるまではゆっくりと確認しながら動くようにしています。
原因を考えると、前日と前々日の深酒です。
前日は12月に亡くなられた栃木県の知り合いの偲ぶ会で、前々日は偲ぶ会に参列のために愛知県から上京してきた飲み友達と飲んだのです。
お酒でギックリ腰になるのか?と聞かれますが、飲み過ぎると陰性過多になって骨が緩んでなってしまうようです。
過去のギックリ腰や腰痛も深酒が原因でした。
さすがに、発症当日は体がお酒を要求せず、久しぶりに休肝しました。
翌朝のヨガ&ストレッチでは、唯一「鋤のポーズ」で両足を上げることができませんでしたが、翌々日にはできるようになり、順調に快復に向かっています。
マクロビオティックやヨガ&ストレッチなど、なまじっか健康法を知っているばかりに、すぐに治せてしまうのも考えものですね。
健康法を何も知らなければ、2、3日は寝たきりかコルセット生活になるところですが、すぐに動けるようになり、休肝も発症当日1日だけで終わってしまいました。
でも、ギックリ腰は骨だけの問題ではなく、体全体に問題があり、たまたま腰にきただけのようで、発症前と比べるとお酒の回り方が明らかに違います。
20年近く前に煙草をやめる前は、煙草が健康のバロメーターになっていて、体調が悪いと不味くて吸えなくなりましたが、今はお酒がバロメーターになっています。
お酒は百薬の長でもあり、されど万病の元なのです。