プレマシャンティ開発チームの花井です。
昭和54年にオーサワジャパンに入社当時、殻付きのそばの実(玄そば)を茹でて殻を剥いて乾燥させた徳島特産の“そば米”はありましたが、殻だけ剥いたむき実は砕けやすいせいか、売られていませんでした。
そば米は短時間で雑炊ができ、手軽で重宝しましたが、「雑炊」以外の用途はなかったように記憶しています。
その後、新規で取り引きが始まった秋田県のそば粉屋さんが、製粉機の隙間を調節して殻だけ取り除く方法を考案し、茹でていない生のそばのむき実が商品化されました。この生そばのむき実、今ではcookpadにレシピが300以上も投稿されるほど広まっているようです。
プレマシャンティの「有機そばのむき実」は、北海道の有機認証農場で栽培された玄そばの殻を剥いたもの。
米に1~2割混ぜて炊いたり、そば粥やリゾット、お吸い物、スープ、サラダ、そば味噌など、使い道はたくさんあります。
製粉機がなくてもミキサーやコーヒーミルを使えば、殻の入らない挽きたてのきれいなそば粉が楽しめます。
挽き立てのそば粉に、熱湯を注いでかき混ぜれば絶品の「そばがき」ができます。また、パン生地に1~2割混ぜるのもおすすめです。
そういえば40年前の学生時代、マクロビオティックを始めて間もない頃、桜沢里真先生のレシピ本「マクロビオティック料理」に載っていた「サラセン焼き」をよく作ったものです。
そば粉カップ2、油大さじ2、塩小さじ1、
熱湯カップ2を混ぜてこね、4cm大に平らに丸めて
油をひいたフライパンで両面焼くだけ。
挽き立ての粉で作ったら、さぞかし美味しいでしょうね。