プレマシャンティ開発チームの花井です。
大型の台風が続いているこの頃、日頃の備えの大切さを考え直しています。
2011年3月11日、東日本大震災が発生した時、
鎌倉市の某自然食品店で商談中でした。
店内の棚が倒れ、商品が散乱しているにもかかわらず、
気が動転してお手伝いもせずに急いで家に帰ろうとバスに乗り、
JR戸塚駅まで辿り着いたものの電車は動いておらず、
帰宅難民となりました。
しばらく駅でボーっとしていましたが、夜になって避難所の案内があり、
近くの学校の体育館に向かってぞろぞろと移動し始めました。
途中、コンビニなどの食料品売り場を見ると、食べ物は完全に売り切れ、水もありません。
体育館に着いて横になろうとするのですが、寒くて寝られたものではなく、
バッグに入っていたその日の朝刊を腹巻のようにお腹に巻くと、
少しは温まりましたが、まだ寒くて寝られません。
しばらくすると毛布の配給があり、ようやく横になることができました。
何も飲み食いしていなかったのですが、商談用に持っていた陰陽ライフの「発芽玄米雑炊」(レトルトパウチ食品、現在廃番)の封を開け、ちびちびとよく噛みながらいただきました。
よく噛むことで唾液がたくさん出るので、少量でも満足します。
翌朝、電車が動き始めたとの情報で戸塚駅に向かい、動いている電車を乗り継ぎながら、通常の5、6倍の時間をかけて、午後、千葉県の柏駅に到着しました。
この間、口にしたのは発芽玄米雑炊2袋だけ。
発芽玄米と野菜の雑炊に味噌や醤油などで味付けしたものですが、固形物と水分と塩分が摂取できるので、非常時の健康管理にも役立ちます。
発芽玄米雑炊は現在廃番になっていますが、これに近いのがプレマシャンティの「30種彩々バランス粥」です。
原材料は有機発芽玄米、とうもろこし、しめじ、えのき、食塩(海の精)、黒米、
赤米、緑米、はと麦、丸麦、きび、あわ、押し麦、ひえ、黒豆、小豆、大豆、松の実、クコの実、ごま、ごぼう、切干大根、人参、蓮根、舞茸、椎茸、昆布、アマランサス、えごま、ひじき、わかめ。
化学調味料や食品添加物はもとより、
砂糖や動物性素材も一切使用していません。
同じレトルトパウチ食品なので、そのままでも食べられ、日持ちもします。
いつどこで災害に遭うかわかりませんので、家に常備するほか、
外出時のバッグに1、2袋入れておくと、いざという時に助かります。
もちろん日常食としても、時間のない時や健康増進を図りたい時にも
重宝します。