7月1日12時、ほぼ全員のスタッフが全くの新人という環境で、開店することになりました。
実際には11時からお客様にお並びいただいていましたので、15分前倒しで11時45分開店です。
まだ、スパチュラのあとが全くないジェラートショーケース画像は、開店初日の直前しか撮影することができません!
合成乳化剤・合成安定剤・トランス脂肪酸・合成保存料・アンフェアな輸入白砂糖は一切使っていないので、見た目は地味ですが、食べたら猛烈なおいしさを実感いただけます。
しかも、京都で長くお付き合いいただいているお客様には実感いただいていますが、このジェラートを食べると、とにかく調子がよくなって元気になります。レシピ内に薬膳的な配合やスーパーフードを多用しているだけではなく、様々な元気になる工夫を重ねています。
こちらが東京中目黒駅前店だけの、ローストしたてオーガニック・ナッツとオーガニック・ドライフルーツビュッフェです。
もう、本日私が撮影した写真は最後になりました。
そこから9時間、閉店までトイレもいけないほどのお客様にお越しいただき、最終的に今日1日で600名以上のお客様にお越しいただきました。
来る方、来る方、皆さん試食された直後から「おいしい・・・」「おいしい!!」と人によって表現は違いますが、どなたさまにも喜んでいただけたのではなかったでしょうか。
ただ、ディッピング(盛り付け)は私と京都から来ている林以外は全員ほぼ初めてという状態で、ちょっと不格好なものも多かったと思いますが、最後のほうには経験を積んだスタッフもいました。
なんと、15歳の桜田さん。開店から閉店までの9時間、最初は緊張して笑顔が出ませんでしたが、2時間を経過したころから持ち前のにこにこ笑顔全開で、大人も舌を巻くほどのがんばりでした。特に4時を過ぎてからは、スタッフは続く行列に対して5人だけとなってしまい、皆顔が険しくなってしまうのに、彼女はいつも笑顔のままでした。私の末娘よりも年下なのに、あの度胸とやる気は、私も心から感動してしまいました。
彼女のような人が、次の時代を切り開いていくこの世界のリーダーになるのがはっきり目に浮かび、また、そのようになれるように、彼女とともに全員が成長していけたらと祈ります。
ここからは、東京オフィスのスタッフ撮影の画像を拝借、この状態が12時から9時まで続きました。
そして、私とともに9時間ぶっ通しの超絶ディッピングを続けた林さんの片付け後に事務をしつつ差し入れをつまむ手の小指には「ディッピングたこ」(通称・ディップたこ)が!!
小指にたこができるなんて、林さん、武人ですな!!!
私は武人ではなく、凡人なので、人差し指の付け根がすり切れています。
さらに同じく9時間ぶっ通しでカウンターを務め、呂律が怪しくなるほど声を出してがんばった小林から、レジを締めたあとで「売り上げは○○円、差異は○○円でした」という報告をきいて、つい「正直、売り上げはなんぼでもええねん。来られた方が、最後には子どものような笑顔になってお帰りになって、いっぱいお話もできたし、喜んでくださっている方がたくさんいたから、きっとうまくいくから。」と話してしまいました。
もちろん、経営者ですから、投資に見合った売り上げは必要です。でも、それより先に必要なもの、それは私たちが痛みを抱えた皆さんにとっての心の薬を提供することであり、いつか、私が1年前に描いた願い(>>この記事)が現実のものとなって、誰かにとっての最善になることを、また、強く祈っています。
プレマルシェ・ジェラテリア&オルタナティブ・ジャンク東京中目黒を、どうぞよろしくお願いいたします。