ベジタリアンなスイーツを作るようになって、寒天と葛粉、タピオカ粉にはよくお世話になります。
フルフルした食感は、葛粉と寒天の両方づかいが多いのですが、私は重くて苦手。中途半端なもったり感が出るのが、どうも納得いかないのです。かといって、ゼラチンのフルフル感は寒天だけでは表現できないよなと思っていたら、とんだ思い込みでした。
ポイントは、水と寒天のバランス。それから、寒天の質。
飲むゼリー並みの飲む寒天、出来上がりました。さすが、老舗の寒天屋さん。凝固度で遊べる寒天です。
普段気がつかないですが、ポイントはもう一つ。
水の質、のようです。
フランスの石灰が多い水では、寒天がうまく溶け切りません。どれだけやっても同じで、配合も変えてないのに食感が全く違う!固いのだか、柔らかいのだか、はっきりしない、いったいどっち?と云いたくなるみつ豆の寒天のようです。サクッとした食感 といえば、そうなんでしょうけど😅
寒天を使うなら、できる限り軟水で。特にフルフル寒天にしたい時は、要注意です。