現状の自分と理想的な自分との間には、誰しも差があります。今の自分の悪いところや行動の癖などは、実は、過去の自分が作り出したもの。未来の自分を理想的にするためには、まず、今現在の自分を大切にすることが必要です。今の自分への種蒔きは、未来の自分の花を咲かすことになるからです。
一瞬、一瞬の気の持ちようや行動が積み重なることによって、新しい確かな自分ができあがっていくのです。
資格を取るために勉強をし、何か目標とすること、また、目指すことがあったなら、できるだけいつもそのことから目を離さないことが必要です。そのためには具体的に紙に書いて、いつも目にするところに張っておくことが大切です。
常時、それらを見ることによって、自分の無意識のなかに自然に取り込み、潜在意識のなかに入れることができれば、それはまるで自動操縦しているかのように、勝手に夢が現実へと近づいていくことでしょう。
ただし、毎日毎日、坦々と思っているだけでは何も変わりません。いつも目指す方向を潜在意識のなかに入れ、それを活用して行動を起こせるかどうかがポイントになります。行動すること、自分が動くことで周りが変わりだし、動いた自分にふさわしいエネルギーが自分の周りに満ちていくことで変わることができるのだと思います。
そして、自分のためだけではなく、「他がために何ができるだろうか」と、一心に願ったり行動したりすることで、それはさらに大きなエネルギーを持つことになります。
今持っているものをひとに分け与えることから
人との関わりのなかで自分が何かを求めたり、欲したりするものがあるケースでは、まず先に自分が今できうることを他の人へ「わけ与えること」が大切です。そうすることによって、不思議と別の方面から、逆に求めているものを得られることが多いようです。
自分が今どうしたらよいかわからなくなったときは、自分のまわりの状況や人、物をよく観察すること。それはいつも共鳴(シンクロナイズド)しているので、そこに自分のとる姿や行く道の答えが必ずあるはずです。
くよくよと悩んでいることの大半は、勝手に自分の頭の中で、悪い方へ悪い方へと妄想を膨らませていたり、行動を起こすのに必要な飛び込む勇気との葛藤で押しつぶされそうになる自分の言い訳を求めたりしていることが多いものです。
4月に満開となって私たちを楽しませてくれた桜は、春になったら咲くように寒い冬から静かに何も語らず少しずつ準備をして蕾を膨らませているのです。
植物は自分で動くことはできませんから、じっと同じ場所にいて、風や雨、太陽の光、月のエネルギー、小さな生き物の力などを借りて生きています。ところが私たちは自分で動いて考えて行動をすることができるのです。自然にも、人間にも、受けた恩恵にはお返ししなければいけません。
理想を叶えるには健康から口腔環境を整えて
理想的な自分になるために、潜在意識を変え、さらには行動を起こすということをお話ししましたが、そのようになるため、できるためには、まずは健康でなければなりません。それには何度も言うように咬みあわせが整った痛みのない口腔環境が必要です。
歯科の治療も、痛くなるまでなかなか歯医者に行かない人、痛くなっても我慢して放置してしまう人をたくさん拝見します。虫歯は人体の中で最も硬い組織のエナメル質の崩壊から起こってしまいます。歯の崩壊は自然に治ることはありませんし、歯周病や虫歯の感染も自然に治ることはありません。そして、放置すればするほど治療する時間がかかってしまいます。また全身へ細菌が運ばれてしまうと糖尿病や心臓疾患などのリスクが高くなってきます。最初にちょっと変だなと思ったときに、時間を作り歯医者さんを受診しましょう。全身の病気が虫歯から始まることも多いのです。
ケテル齒科醫院 院長
歯科医師・整体師
日本抗加齢医学会専門医
国際統合医学会認定医
ドライマウス研究会認定医
足指インストラクター
田中 利尚(たなか としなお)
東京都練馬区出身。
小学校は水泳と剣道、中学校はサッカー、高校は自転車で北海道や四国まで一人旅、大学で少林寺拳法。
小児喘息や膝を壊したときに、医療不信に陥った経験を活かし、今に至る。
「本当に治る治療」を目指し統合医療を提供。
健康は歯からを確信している。
ケテル齒科醫院東京都港区西麻布4-22-10 プレステージ西麻布3F
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